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September 30, 2013

カリオカスクールの建築家


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朝ビーチを走ってからダウンタウンのニーマイヤーなどを見てからアフォンソ・エドワード・レイディ(Affonso EduardReidy)の近代美術館に行く。これは1954年に工事が始まり終わったのが1967年という多難な工事の末にできた建築であり。その年にレイディは他界した。苦節13年、レイディ渾身の建築なのだろう。
レイディの名を知る人は多くないだろう。僕も翻訳中のエイドリアン・フォーティーの本にハウジングが載っていたので名前だけは知っていた。薄いコンクリートを操るカリオカ(リオ生れ)スクールの建築家ということが書かれていた。
今回この美術館を見て薄っぺらいと言うよりは思い切った空間構成にはっとさせられた。その荒々しいテクスチャーとは裏腹にコンクリートが大きなストラクチャーから吊られ、明るく風通しの良い空間が生まれている。ピロティのスラブは緩やかに弧を描きなんと小さいライズのアーチかと思うが断面図を見るとアーチではなく中央部を薄く削ったスラブであることが分かる。でも空間としては効いている。
フォーティー曰くブラジルは世界で最初にコンクリートを国家的様式に創り上げた国である。そう言うとニーマイヤーが思い浮かぶが彼だけではないということだ。

September 29, 2013

雨のコパカバーナを走ったり歩いたり

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今日は日曜日。せっかくなのでビーチでジョギングと思い朝一の地下鉄でコパカバーナビーチにきた。あいにくの雨だけど傘をさして5キロほど早歩きたまに小走りで汗を流した。この辺りはロサンゼルスの連なるビーチを思い出させる。ジョッガーはもとより、サイクリング、ビーチバレー、ビーチサッカー用の棒と紐がいたるところに見られる。日曜なのでビーチマラソン大会のような集団にも出会う。ココナツのジュースが4レアル(250円)で売っている。

美術館の床で眠りに入る

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●この場所にはこんな説明がついていた「・・・芸術家と訪問者がともに自然と芸術の新たな対話を体感できる・・・」 ニテロイ美術館 オスカー・ニーマイヤー

「明日は6時の飛行機に乗る」と昨晩ロベルトに言ったら信じられない。「2時起き3時出なんて!!!」と呆れられた。機中爆睡。大型バスでホテルまで爆睡。ただでさえ寝足なのにますます体調悪い。ホテルで明日サッカーの試合が無いか聞いたらあった!!急に元気が出てきた。頑張ってニーマイヤーのニテロイ美術館を見るべくフェリーニ乗って対岸へ渡る。タクシーで5分。キノコ型の派手な建物が現れる。
この手の奇抜な建物はだいたいそうなのだが現地へ来ると理由が分かる。ラファエル・モネオのガラスで覆われたサンセバスチャンのホールもああこの潮風ならそうだよなと思った。今回のキノコも270度絶景を丘の上から見下ろすならこの形しかない。
この優美な線はいたるところに現れどうぞお座りください、寝てくださいとアフォードしてくれる。美術館の床で眠りこけたのは生まれてはじめての経験である。

September 28, 2013

アルゼンチン人とはスペイン語を話すイタリア人

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仕事はハードだが夕食のマルベックは欠かさない。でも毎日ステーキは飽きるのでイタリア料理を交互に挟む。今日はロベルトの勧める鶏肉のミラネーゼ。美味しい本当に。アルゼンチン人とはスペイン語を話すイタリア人だと僕のスペイン語の先生(NHKラジオの)が言っていた。ロベルトもイタリア人である。

ブエノスアイレスの仕事終了

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今日はラプラタ川を渡ってウルグアイに行こうと思ったのだけれど、山のように来るメールの返信やらで早朝川渡は断念。サンテルモで買い物でもしようと思いいつもの素敵な靴屋に行ったのだが値段が去年の倍になっているのとアルゼンチンらしいデザインが無いので早々に退散してパレルモに行くのだがここにもお目当てのものは見つからず、娘にスカーフを買ってホテルに戻る。パレルモ大学でのレクチャーとジュリーにタクシーに乗って行き先を告げたら眠ってしまい、着いたら全然違う場所。少々文句を言ったが道がひどく混んでいたので降りて歩いたら遅刻。スイマセン。
高層ハウジングのプロジェクトのジュリーをしたのだが、意味不明の案が多く元気がなくなる。その後レクチャー。内の家とパインギャラリーが教員の間では拍手喝采。ありがたき幸せ。その後夕食食べて部屋に戻ると12時。さて明日はリオに行くのだが飛行機が6時でタクシーは3時に来る予定。また2時間睡眠である。東京にいる時より働いている。ブエノスアイレスで新しく見た建築は正直言って0である。

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September 27, 2013

レクチャー・打ち合わせ・パーティー

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●師匠の話をまず最初に
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●ベルグラーノの建築学部長モニカ何時までも元気である
今日はついにジョギングを断念。朝食後風呂に入って足を温め、今日のレクチャーの予習
今日はKina Ricardoさんがいるので日本語でやれるのが嬉しい。10時ぴったりにベルグラーノ大学に到着。11時まで大学関係者にご挨拶したり、通訳してくれるベルグラーノ大学の先生でもあるKinaさんに今日の話の内容を伝える。11時10分くらいからレクチャー開始。先ずは建築デザイン学部長のモニカが僕の紹介をしてくれた。今日の聴衆は200人弱。5年生がメインだが各学年がいる。今日は過去二回のレクチャーをくつつけたような内容で最近の仕事(Recent Works)と称して、松の木のあるギャラリ―と内の家を見せた。アーキテクチャーフレームという基本コンセプトと設計デベロップの方法と言う視点からしゃべったのでただの完成系が紹介されるのとは違いプロセスが良く分かるものだったに違いにない。
レクチャー後建築学部長のモニカと国際交流担当のアドリアナ、そして建築を学んでいる駐アルゼンチン大使の娘さん、そしてKinaさんと食事。食後にロベルトの事務所でフロレンシアに挨拶してからパレルモのカフェへ。来冬日本に来るダニエルとロベルト私の3人でワークショップのテーマ、日程などを議論。都市のパブリックスペースと自然と言う二本柱のテーマでワークショップ、展覧会、レクチャ―、シンポジウムを行うことを決定。やっぱパレルモはいいなあ。
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●僕のはオレンジ、グレープフルーツ、バナナのミックス、君の頂戴!!
夕方ロベルトの家により軽く食べる。するとロベルトが去年マタヨシにもらったワインを持ってきた。これには「ロベルトこれはマタヨシにもらったワインなので2014年までキープしておいね!」書かれているではないか。なんと一年で実現させた。P9273064%20-%20wien.JPG
●ロベルトは一年間約束をまもり僕のワインをキープしていてくれた
その後ビエンナーレ建築家も来る予定のボカの美術館に向かう、ブエノス・アイレスの歴史展のオープニングぱーてぃーである。ダニエルに言わせればコンセプトが一番いい美術館だという
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●ビスマン、ブスネリ、僕は大親友

September 26, 2013

ブエノスアイレス大学でのレクチャを前にしてコンディション最悪

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2時に寝て4時に目が覚める。毎度南米に来るとこうなるのだが、今回は特にひどい。ジョッギングして美味しい朝飯を食べて、東京から来るメールに苛立ちながら返して、そして今晩のレクチャーの準備。終わったら少し散歩がてら建物スケッチでもしようと思っていたのだが。昼飯を食べたあたりから体調が著しく悪くなる。仕方なく午睡。30分寝て起きて出かける準備。ベルグラーノのスタバでフェデリコと待ち合わせるべく地下鉄の駅まで歩くのだがめちゃくちゃ足が重いし痛い。おまけに地下鉄は混んでいるし、スタバは駅から遠い。もう踏んだり蹴ったりである。昼に食べたサラダに乗っていた多量のチーズが気分を悪くしている。
スタバで寝ていたらフェデリコが起こしてくれた。もうジェットラグだし足痛いし最悪だとぶーたれる。タクシーで20分。ブエノスアイレス大学に到着。先日世界建築学科ベストスクールとというウエッブサイトを見たらブエノスアイレス大学は南米一位だった。因みにアジア一位は東工大。なんだか信憑性に欠けるな。
レクチャーは大学院3年生に向けたものでかなりレベルの高い、拡張のある話が要求されるようなのだが、こう体調が悪くては無理。レクチャーホールのロビーで前のレクチャーが終わるの待つのだが、半分寝ている。それなのに学生はおろか教授が4人もやってきた。日本でこんなこと考えにくい。ありがとうございます。
昨日でもう緊張がほぐれたのと、学生のレベルが高いので話が組み立てやすいのと、人数が少ないのと、時間が遅くなり東京は朝を迎えたのと、レクチャーしながら散々逆質問してスピリットが交わり始めたので調子が出てきた。ジョークも飛ばし、予定は1時間だったが結局1時間半喋り、アルゼンチンでは何と言っても肉とワインとサッカーであると力説してレクチャーを終える。2~3の質問を受けると社交辞令で言ったら30分くらい質問攻め。これも嬉しいやら眠いやら腹減るやらで辛くなる。もうワインタイムなので終わりと宣言したら、教授たちがそばのレストランで肉とワインをご馳走してくれた。Gracias!!

September 25, 2013

順番が変わってモルフォシスの次にプレゼンなんて不幸である

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ブエノスアイレス建築ビエンナーレの4日間のレクチャーシリーズが今日から始まり総勢50人強の世界中の建築家が連続トークをする。聴衆は400人くらい来ると脅されて今日は朝食後ひたすらパワポの修正とトークの練習をする。オフィシャルランゲージは英語かスペイン語なのだがそのどちらもが母国語じゃない建築家はイタリア人とフランス人が少々でありアジア人なんて僕しかいないのだからまったく不利である。昼ごろホテルを出て近くのカフェでエンパナーダとコーヒーを飲んで先ずは展覧会会場に行く。もっとしょぼい展覧会を期待していたがリコレタセンターなる街のど真ん中のクロリンド・テスタ設計の会場には14のルームに所狭しとプレゼンボードと模型が並ぶ。僕のボードも佐河レイアウトでなかなか美しい。大型模型も四つ結構いけている。なんて自画自賛してレクチャーホールへ。僕の3人前のプレゼンが行われているのだがニューヨークのアーバンデザイナー、ジル・ラーナーが流暢な英語で話している。会場は満員である。
外に出てコーヒーを飲んでいると雑誌とテレビのインタビューにつかまり気もそぞろ。でもレクチャーの練習のようで少し落ち着く。ところが来る予定のコロンビアの建築家メサが来られなくなったとかで僕の前に話すのはモルフォシスのマイケル・ロトンデイである。なんだかすごいプロジェクトがスクリーンを賑わしている。参った。こんなの後に話すのかと思うと憂鬱である。そのうえコンピューターがうまくつながらず焦ってせっかく持っていたボイスレコーダーをオンにし忘れてはじめてしまったことに途中で気付く。まあ仕方ない。でもトークはまあまあのできである。しかしきちんと通訳されているかどうかは分からない。
終了後パレルモ大学に行って4年生のファベーラの街づくりというラテンアメリカらしい課題のジュリーをビエンナーレにフランスから来た女性建築家ファヒアンヌと一緒に行う。メインイベントを初日終えたので気が少し晴れた。でも引き続き明日から連続3日のレクチャーである。

September 24, 2013

サンチャゴ経由ブエノスアイレス

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●サンチャゴ
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●ブエノスアイレス
今回のブエノスアイレスはとても遠い。トロントで6時間、そしてサンチャゴでもう一回乗り継ぎである。サンチャゴはからアンデス山脈を越えてアルゼンチンに入るとぐっと緑が増えたような気がする。空港にはビエンナーレ招待建築家のためのタクシーが待機していてくれてホテルへ直行。今回は忘れ物が多くて、米ドル持ってくるのを忘れたら案の定円は空港でもホテルでも両替できず、あわてた。そのうえcpuのアダプターが入っていないのにはもっと慌てた。幸い傍の電気屋さんで手に入れるこ

September 23, 2013

トロントで一休み

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東京から12時間。トロント着。ここで6時間のトランジット待ち。簡単に出られそうなのでバスと地下鉄を乗り継ダウンタウンへ。なんだかアメリカの田舎という感じ。歪んだカーテンウォールのせいかしら

September 22, 2013

行ってきます

昨日作ったパワポでもう一回予行演習したら40分くらいでちょうどいい感じ。だけど英語が未だアカンな。向こう着いたらちょっと直そう。
昼飯食って、家を出る。ネットチェックインしたらメールでボーディングパスが送られてきたのだが、空港着たら再度紙のパスを発行された。システムがよくわからない。空港で時間が余り浅野智彦『「若者」とは誰かーアイデンティティの30年―』河出ブックス2013を読み始める。その昔アイデンティティは職業、結婚、人生観で決定されていくとエリクソンが唱えたがもはやそんな要素は今の日本でそう簡単に獲得できない。となるとアイデンティティとはもっと別の要素によって生じるものだろうと言うのがそのイントロ。さあ飛行機の中で続きを読もう。

September 21, 2013

今回の荷造りは難しい

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午前中パッキング。今回の出張は冬のブエノスアイレスから赤道近くのリオデジャネイロと着る服が冬と夏。加えてブエノスアイレスを拠点にブラジルに一週間いるので鞄も大きなスーツケースとブラジル用のそれなりにでかいバックバックと二つ持っていかねばならず配分が難しい。
昼に今回の一番大事な45分の英語レクチャの練習をした。そうしたらなん20分で終わってしまった。やばい!!事務所に行って必要な写真データーを加えて45分しゃべれるコンテンツに変更。もう一回トーク練習しようと思ったが時間が無く大学へ。コンペの打ち合わせ。いいとこまで来ている。終わって彼らをねぎらって神楽坂で夕食。坂の途中にいい店がある。しこたま話して解散。あとは彼らのエネルギーと情熱に期待している。頑張ってほしい!!!!!!!!!!!!

Pine Galleryの本完成

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朝事務所に寄って昨日届けられたできたてのフォトブックを見る。大森晃彦さんが作ってくれた松の木のあるギャラリー(PINE GALLERY)の本である。30センチ角で20ページなので絵本みたい。写真が大きくて迫力がある。前回の「内の家」も良かったがこれもいい。さすが大森さんの編集力。一応ISDNもついていて売っています。でもバカ高い。
昼に久しぶりに金町に行き出張前の雑用。午後主任会議に出席。グアテマラからの政府給費留学生の受け入れがやっと工学研究科の会議で承認されたとの連絡。理科大がはこういことが異様に厳格で手続きに時間がかかった。
午後主任会議。終わって教室会議の資料作成を助手に指示して神楽坂に向かう。ぎりぎり滑り込みで製図の授業に間に合った。3年生の製図課題で今日がスタート。非常勤は柳澤潤さん、青島裕之さん、多田修二さん、川辺直哉さん、そして僕と呉先生である。
全てのスタジオは2つの課題を行うが、僕らの班は2つ目の課題を行わない代わりに外国人建築家によるワークショップを行う。ワークショップをやりたい人がどのくらいいるか心配だったが結構参加希望者が多かったのでほっとした。

September 19, 2013

やっぱり資本主義って問題だよな

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保坂和志の小説を一時期読んでいた。とても心地よかったので『考える練習保坂和志』大和書房2013を読んでみたらやはり気分が良くなった。そしてなぜだか言っていることが大半配偶者と同じ。まるで配偶者が横でしゃべっているようである。たとえばスマホについて保坂はこう言う「ケータイにしたって普通のケータイは無くなりつつあって全部スマートフォンにさせようとしてるよね。でも、それって誰も望んでないじゃない。みんな望んでもないことをどんどん押しつけられている」。あるいはパソコン「Eテレみてたらさ使い方の講座をやってて、講師が、これ便利でしょ、これ速いでしょ、効率的でしょ、って言うわけだよ。それがどうしたんだよ。そんなこと、ハイデガーの前で言ってみろって言うんだよ。人生は便利と効率と速さかよっていう。人生っていうのは成長と深みだろう。そのために生きてるんだよ」。配偶者がこう言うと、前時代人が何か騒いでいると思うのだけれど世の中にはそういう人がいるわけだ。そして僕は85%くらい彼らに賛成である。そしてその原因は何なのか?僕は資本主義がその一因であるといまさらながら感じている。
資本主義というものは僕が子供の頃は資本家が労働者を搾取するということが一番問題だった。まあ今でもそういう側面が無いとは言えないけれど、今はもっと問題なことがある。それは作る以上消費しないと作る経済がストップするという点である。だから何が起こるっかというと、ケータイは何か新しい機能を付けて(不必要な)買い替え(消費)させようとする。コンピューターもハードソフトともに、微差を針小棒大に騒ぎ立て消費させようとするわけである。ビルゲイツがなぜ毎年世界の億万長者1位になるのか皆は不思議に思わないといけないし、阻止しないといけないと僕は思う。

September 18, 2013

そばにたたずみPTSDを癒す

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朝一で金箱事務所。コンペの打ち合わせ。こういう打ち合わせは学生にとってはとても勉強になる。打ち合わせ結果を持って大学に戻る。さてうまく展開できるかな?夕方某施主のところで打ち合わせ。地盤の沈下とその対策を議論。湾岸地域の建物で、ある部分だけ支持杭なので周囲との間に段差ができている。それは想定内なのだが、止まる時期が未だ読めなく施主も心配になる。
先日読んだ鷲田清一の『「聴く」ことの力』の中に精神的に病んでいる人から苦しみをうちあけられた場合はその言葉をひたすら反芻するのが最も相手を癒すと書いてあった。それによって病んでいる人は自分の苦しみが吸い取られた気分になれると言うわけである。今日宮地尚子『トラウマ』岩波新書2013を読んでいたらPTSDを患う人にとっては傷ついたひとのそばにたたずむことの重要性が強調されていた。ここで「聴く」という動作に言及しておらず、むしろたたずみながら傷ついた心を吸い取ることが重要なのだろうと思われる。
鷲田を読んで「聴く」建築が作れないかと思ったが、もっと言うと「心を吸い取る」建築である。観念的過ぎるか?

日西交流400周年記念事業披露式典に行ってきた

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1613年、仙台藩主伊達政宗公は、支倉常長を大使とする慶長遣欧使節をスペインに派遣した。今年はそこから数えて400年目。それを記念して様々なイベントが行われている。先日文化村で見たアントニオロペスもその1つであるし、秋に国立西洋美術館で行われるアンフォルメル展もそうである。そして僕らが来年の1月に行うアルゼンチンの建築展もその1つである。アルゼンチンなのにどうして?なのだがこれには理由がある。実はこの展覧会はアルゼンチン単独で行うのではない。僕らが展覧会会場を探し、麹町のセルバンテス文化センターを借りたいとお願いしたところ彼らに逆提案され、スペイン建築家と、僕、つまり日本との3国共同展覧会なら貸そうということになり、それをこの事業の一つに位置づけようと言われたわけである。今日はそんな沢山ある記念事業の披露式典がスペイン大使館で行われ関係者が招待された。私もその一人として呼ばれ、六本木1丁目のスペイン大使館に行ってきた。会場は大勢の関係者で埋まった。大使のあいさつ事業の紹介の後ワインを飲んでのパーティーだったが、コンペの打ち合わせのため早々に退去した。ワインが美味しそうだったが、、、、

September 16, 2013

エッセイのような楽な建築

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早朝ブラジルのベロオリゾンテで会う予定の建築家Bruno・Santa・Cecilia氏から長文のメールが届く。心強い。ベロオリゾンテには1日しかいられないのでブルーノ氏とは昼食をご一緒することにした。
メールの返事をしてから嵐の中をジョッギンング。でも昨日の雨の方がよほど激しい。
朝食後鷲田清一『「聴く」ことの力―臨床哲学詩論』阪急コミュニケーションズ1999を読む。哲学はそもそも対話から始まったものなのに、ある時から自らを深く「反省」して物事を「基礎づける」学問となりいまその方法ではにっちもさっちっもいかない危機を迎えているというのが著者の認識。アドルノも同様の批判を行い、そこからの脱却の方法として「エッセイ」を挙げた。僕らはよく「君の論文はエッセイのようだ」と否定的に使う。それは論文と言うものが今でも「基礎づける」ことで成り立っていることの裏返しである。ということはアドルノに言わせれば論文と言う方法に乗っている大学での知の生成には限界があるということにある。僕らはもう少し論文というシステムに懐疑的であるべきだと思う。
さて「反省」「基礎づけ」という自己閉塞的な方法論の否定は「自己が語ること」から「他人を聞くこと」を必然的に招来するのである。この「聴く」という動作は「触れる」という動作と密接に関連し、「触れる」は「さわる」と異なり自―他、内―外、能動―受動の差異を超えた動作なのだと言う。ここまで来ると新たな哲学の位相である「聴く」力とは単に音を聴くということを超える。身体が何かを「享ける」力と言い換えても良い。
この力はとても示唆的である。恐らくこれから建築を作っていく上でもっとも重要な力の一つなのだと思う。我々が「享ける」べきものは様々ある。建築を使うひとであり、場所であり、材料であり、作るひとである。そうしたトータルな「享ける」をベースとして極度に基礎づけられていないエッセイのような建築が建築をもっと自由にするのかもしれない。つまり規則(アルゴリズム)に縛られ過ぎず、「享けた」ことに柔軟に対応する気まぐれが建築をもっと楽にしていくのだと思う。

September 15, 2013

わたしの考えとは「引用の織物」でしかない

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特に人文系では「論文は引用の集積のようなものである」とよく言われる。史料、資料をつなぎあわせて何かを明瞭にするのだからそう言われてもおかしくない。何かを定め明瞭にするためのつなぎ合わせ方がその論文のオリジナリティと言えばそうだがその内容自体は自分のものではない。そしてその他者の言葉も誰かまた他者の言葉である。
鷲田清一『<ひと>の現象学』筑摩書房2013の中にこんな文章がある。「わたしだけの言葉というものはそもそも存在しない。わたしの考えは人びとのあいだを流通することばによって編まれている・・・「わたしの」考えとはいえ、じつは「引用の織物」でしかない」。
にもかかわらずひとは私的なものがあると幻想する。それは自分の肉体とこころが自分のものであるということを人は信じて疑わないからであろう。そしてその疑いの余地のない自分のものが発するものは言葉であれ、絵画であれ、彫刻であれ、音楽であれ、建築であれ自分のものだと、これも信じて疑わないのであろう。
しかし鷲田が言うまでもなく、我々が発するものは言葉に限らず、おしなべて「引用の織物」なのだと僕は思う。磯崎新もだいぶ前にそう言っていたのだが、再確認である。だから結局表現という行為における独創性(というものがあるとするなら)とはこの引用の織物の中でいかに表現物が引用ではないと見せられるかどうかにかかっているだけなのである。あるものはそれを計算してやるしある者はそれを本能的にやるだけのことである。

September 14, 2013

秋祭り

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早朝外国からのメール返信に追われる。朝食後アルゼンチンビエンナーレでのレクチャー原稿作成。今回はブエノスアイレスでビエンナーレレクチャーをした後、計4つの大学でレクチャーやジュリーを行う。レクチャーコンテンツはできれば3つ作りたいのだが、、、とりあえUビエンナーレの45分のレクチャーに備えてパワポを見ながらトーク原稿を打つ。
午後ジムで一汗かいて大学でコンペスケッチ。3案同時並行進行中。火曜日の質疑の答えによってどれかが外れていくのだろう。3案ともブラッシュアップ次第で面白いことになると思うのだが。最後のクライテリアはこれ持って喜んで施主のところに行く気になれる案となっているかどうかである。夜大学を出ると正面の公園にぶら下がる提灯がきれい。秋祭り。

September 13, 2013

劇的(過ぎ)写真

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午前中事務所で打ち合わせ。昼頃建築技術の橋本さんが10月号の出来立てのほやほやを持ってきてくれた。水戸のギャラリ―を表紙に載せていただいた。表紙写真は北側ファサード。ビビッドなオレンジ色である。それは僕が選んだ色ではなく、昔ここに建っていたリーテムの創業建物のオリジナルの色である。徹底して抽象化した復元であり、窓をレリーフ化して庇は取り除き輪郭線だけ踏襲している。一方南側にはメガホン状のαスペースがオレンジの箱に差し込まれている。差し込まれた残余のスペースがギャラリーとなる。この写真は建築技術で大野さんが撮ってくれたもの。光がハレっていて劇的(過ぎ)!

September 12, 2013

皮膚感覚

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海外からの研究生の受け入れですったもんだしている。理科大は海外との交流が頻繁に行われてこなかったので事務が馴れていないし、規則の整備も行われてきていない。馴れていないことに事務方は消極的だし融通が利かなくなる。こういうことは大学の経験値がものを言う。
午後大学で科研の相談。今年は少し違うテーマで出してみようかと天内君と話す。
その後コンペ作業。保育園のコンペなのでだいぶ前に読んだ皮膚論の本をさらっと再読。著者は幼少期のスキンシップは精神の安定した子を作る重要な因子だと主張する。経験値でしかないが同感である。さてそうなると子供の施設とはどうあるべきか?児童養護施設や幼稚園より、さらに小さな子供のいる場所。やはりもっともっと皮膚感覚が重要なのではなかろうか?

September 11, 2013

Hugo 先生の本

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アルゼンチン、ブラジルのスケジュールがほぼフィックス。ビエンナーレの連続レクチャは24日夕方。「αスペース」の話をする予定。その後夜パレルモ大学でスタジオのジュリー、25日はブエノスアイレス大学で院生に「設計プロセス」について話す。26日はベルグラード大学でレクチャー「自作について」。そして27日は夕方パレルモ大学でレクチャ―これは日本の大学のスタジオについてお話しする。更にブラジルに行ってサンパウロ大学で「自作について」お話しする。ここではHUGO SEGAWA教授がご案内してくれる予定。そこでブラジル建築の勉強をしているのだが、いくつか本をピックアップしていたらこのHUGO先生がお書きになった本を発見‘Architecture of Brazil`。アマゾンで頼むと時間がかかりそうなので、Kindleで試読版をダウンロードした。さてざくっと目を通そう。

食べられるランドスケープ

ランドスケープのNさんとコンペの打ち合わせをした。数案見せてこちらがいいなあと思っていたものがランドスケープ的には全然受けず、これで大丈夫かなあと心配していた案がランドスケープ的には一押しだった。不思議なものでそういう意見を聞くといいと思っていたものが急に色褪せてくる。
Nさんと話していると世界中の斬新なランドスケープデザインの話しが聞けて楽しい。中国北京のとある大学ではキャンパスに田んぼが作られその畦道がデザインされて世界的な賞を受賞したそうだ。最近は食べられるランドスケープがCO2削減につながると言う観点から推奨されているとのこと。その気持ちは良く分かる。僕はマンション住まいだがベランダに8本ほど木が植わっている。これが食べられるものならいいとよく思う。

September 9, 2013

動物の縞模様

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理科大では毎年夏に3日間の特別セミナーを2コース開設する。単位付きでどの学部からも参加できる。そのセミナーの実行委員をしており今日はその初日。全体のテーマは「夢見て行い、考えて祈る―未踏分野に挑む医理系工連携―」で本日は3名の講演。最初は学長が光触媒の医療への応用。二人目は医療コンサルタントの方による先端医療の工学技術。3人目は私が座長を務め大阪大学教授の近藤滋さんによる動物の縞模様の話。これは全体テーマとは直接関係しそうもないのだが、僕にとってはとても興味深い。シマウマの縞などの縞模様は一体どういう原理でできるのかを数学的に解明しようと言う研究なのである。そうするとなんと動物の殆どの模様は縞か網か斑点でありその裏にあるアルゴリズムは一つだと言う話。二つの色を単純に黒と白とするなら、黒白は近傍では食い合いを行いあるところで平衡状態なる。ところが少し遠いところでは白は黒の増加を助ける。たったこれだけのルールの変数が若干変わるだけで縞が斑点になるのである。
なんと驚きではそのアルゴリズムで建築をデザインしたらどうなるだろうか?それは自然の再現のようで人々に暖かく迎えられるのだろうか?そもそも自然だから人が好むといえるのだろうか??????

September 8, 2013

野田のセミナーハウスでフーコーを読む

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午後神楽坂で学生と打ち合わせしてから明日の学内セミナーのため野田キャンパスに向かう。途中雨脚が早くなって野田についたらザーザー降りである。今日は野田キャンパスのセミナーハウスに宿泊する予定なのだがこれが正門から一番遠いところにある。がらがらと小さなスーツケースを引きずりながら15分歩いたらズボンもTシャツもびしょびしょである。キャンパスには人っ子一人いなくてゴーストタウンのようで少々怖い。今日は夕飯にありつけないのかと心配したがセミナーハウスについたら弁当が部屋に届いていた。ほっとした。部屋でフーコー佐藤嘉幸訳『ユートピア的身体/ヘテロトピア』水声社(1966)2013を読む。ヘテロトピアはその昔ジャンリュックナンシーの『遠い都市』を解題した時にだいぶ入念に読んだがこれはその新しい訳である。再読すると前回とは違った側面が印象づくそれはユートピア的身体と一緒に読むからであろう。前回よりも権力の問題が鮮明になる。ユートピア的身体では結局人間の身体は権力が刻み込まれていく中で構築されるしかないということであるし、ヘテロトピアとは権力を欺くことで生成すると読めてくる。つまりは人間と言うものが権力に飼いならされる中でその多様性を生き生きと生成させるためにはこの権力構造からの違反しか道はないと読めるのである。極論だが。建築なんていう仕事をしながらその境地に達するのは並大抵のことではない。

September 7, 2013

理科大近代科学資料館の前に丸い穴が!!

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早朝やっと書き上げた昨年のシンポジウムでの発表原稿とその英訳を中国東南大學のHUA教授にメール。シンポジウムの全記録が中国語英語併記で出版される。僕以外のスピーカーはAAスクールやMITの教授陣であり実に奥の深い発言が多かったので楽しみである。その後アルゼンチンの建築家ロベルト、ブラジルサンパウロ大学のHUGO教授にメール。そろそろ出張のスケジュールをフィックスしたい。
12時から翻訳読み合わせ。今日は英語漬け。5時までびっしり5時間呉先生と顔を突き合わせて英語日本語英語日本語を繰り返す。同じことに頭を持続的に使っていると明らかに脳の回転数に波があることを実感する。調子のいい時間帯は読み上げる速度を上げても理解能力は全く減衰しないが、調子の悪い時間帯は理解能力は半減する。常に回転数が上がる脳を持っているといろいろなことが楽なのだろうなあと改めて思う。僕の脳は家庭用セダン程度である。英語漬けから解放されて理科大神楽坂校舎を後にして自転車で外濠通りに出る手前でとある工事現場に目が留まる。理科大近代科学資料館の前に不思議なガラスの柵が工事中。なんとアプローチのど真ん中に地下に降りる階段が作られている。覗き込むとひどく急な階段。何ができるか知らないが苦肉の策といいう感じである。だいじょうぶかなあ???

September 6, 2013

戦後の大きな転換点に今僕らはいる

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松崎之貞『吉本隆明はどうつくられたか 』徳間書店2013、を読む。吉本にとっての戦争の重さを痛感する。そして戦前から戦後にかけての多くの知識人の身勝手とも思える思想的転向の無責任さに思いが至る。一方白井聡『永続敗戦論――戦後日本の核心 』太田出版2013を読むと日本は敗戦を終戦とすり替えることの代償として戦後永続的に対米従属状態にあるという著者の指摘に納得する。そしてそのまやかしの終戦が吉本をして怒りの極致に至らしめているのであろうというおぼろげな戦後が見えてくる。しかしこのまやかしの終戦ももはやアメリカにとって日本の戦略的価値が軽減し、中国はもはや日本を凌駕する大国となった時に、この終戦対米従属レジームは有効性を失うのであろう。戦後の大きな転換点に今我々はいる。

September 5, 2013

稲葉なおと氏の新著にぐっとくる

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大学の同級生稲葉なおと氏の新著を拝読した。『匠たちの名旅館』集英社2013である。素敵な装丁の本である。帯の言葉がふるってる「・・・関係者たちの苦闘を達意の文章と叙情的な写真で語りつくす本格ノンフィクション!世界よ、これが日本の宿だ」少々大袈裟にも聞こえるが、その通りである。
登場する建築家は村野藤吾、吉村順三、そして三人目は平田雅哉。おそらく大部分の人が知らないこの大工上がりの設計者の作る者はかなりいい。特に万亭の玄関フロントなどグッとくる。
いい旅館やホテルに行くといつも思うのだが、とても自分にはこんな設計はできないだろうししないだろう。でもその場所に心地よさを感ずる。現代の作曲家がモーツァルトに快感を感じてもそういう作曲をしない(できない)のと同様である。

文系の先生が書いた建築の本

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後期の輪読本リストを作るために今年の自分の読書リストを作る。今年の初めに頑張って2月分くらいまで作って終わっていたもの。この作業は自分のブログに書き留めた読書備忘録をチェックして作っていく。この作業が結構かかる。午前中はそれに費やし、午後事務所に行って打ち合わせしてから神楽坂の製図室へ。連日ここで学生とコンペのスタディ。夏休みの間、神楽坂の製図室は第二研究室と化している。
帰宅後また輪読本リスと作るために書斎の本を見回す。ついその作業そっちのけで積読(積読)本に目が向いて読み始める。娘に勧められたイスラム建築の本。娘が大学で習っているイスラム文化の先生の書いた本である。深見奈緒子 編 『イスラム建築がおもしろい!』彰国社2010。文系の先生だけど卒業はしっかり理工系の建築である。そう言う人もいるんだ知らなかった。
中身はとてもわかりやすい!!!

September 3, 2013

印象に残るSD選書は?

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鹿島出版会から『SD選書の本』という小冊子が送られてきた。中身は半分くらいが建築関係者へのアンケートであなたの印象に残っているSD選書とその理由と言うもの。アンケートに答えているのは9割建築家で全部で34人。僕もその一人なのでこの冊子が送られてきたのだろうが、この答えを読むと、多くの人から印象に残ると言われている本が3つくらいあることが分かった。一つは槙さんの『見えがくれする都市』これは僕が挙げた本でもあり、ああ皆そう思っているんだと言うことが分かった。僕以外には小泉雅夫さん、陣内さん、鈴木了二さんなどが挙げている。二つ目は篠原一男の『住宅論』まあそうかなというところだ。青木淳さん、今村創平さん、貝島さん、小島一浩さん、竹山聖さん、中山英之さんなどが挙げている。そして3つ目はヴェンチューリの『建築の多様性と対立性』である。これは五十嵐さん、藤原徹平さん、山梨さんなどがあげている。
皆が印象深い本は僕にとっても同様である。たまさか僕はこのアンケートで一つ挙げるものと思い『見えがくれする都市』をあげたけれど3つ挙げろと言われたらこうなっていたのではなかろうか?

September 2, 2013

夏休みの製図室

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午前中家で雑用。昼に昨日千歳空港で買ったスープカレーのもとを使って野菜スープカレーを作ってみた。ナスとえのきとピーマンを炒め、ジャガイモとオクラをゆでて、カレースープに入れて出来上がり。なんと簡単で美味しい。もっと欲しい。ネットで買えそうな気がする。
1時から神楽坂の製図室でコンペの打ち合わせ。配置の可能性を考えるだけでも10くらいありそうである。4時間くらいかけて案を整理。半分くらいにしぼり、プランニングしてみることにした。今週は、午前は事務所、午後は製図室にいることになろう。夏休みの製図室は学生もいなく静かだし、4月から本棚と資料を整理して大型スキャナーもあって便利である。

見て、話して、食って、飲んだ3日間

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今年の学会は学生8名+先生全員が3泊した。発表者以外は全員レンタカーで連日建築ツアーに出かけた。一日目は森の交流館、ヘレンケラー塔、水の教会、二日目は坂牛邸、聖ミカエル教会、札幌の家、モエレ沼公園。最終日は、岩見沢駅、旭川駅と見て回った。発表者は遅れて電車で追い着くなどして見られるだけ見た。夜は魚、ジンギスカン、すしを食いながら建築談義に花を咲かせた。昼はスープカレーにラーメンと札幌の典型的な観光食を食べつくした。こんな建築合宿みたいな学会旅行は信大時代から考えても初めてのこと。なかなか充実していた。そのうえコンペ最優秀賞と言うおまけつき。
3泊4日の建築旅行は飛行機が30分遅れと言うおまけつきで終わろうとしている。千歳空港はではみなへとへと。お疲れ様。来年もM1は学会コンペに勝利して神戸学会合宿を盛り上げよう。