ブエノスアイレス大学でのレクチャを前にしてコンディション最悪
2時に寝て4時に目が覚める。毎度南米に来るとこうなるのだが、今回は特にひどい。ジョッギングして美味しい朝飯を食べて、東京から来るメールに苛立ちながら返して、そして今晩のレクチャーの準備。終わったら少し散歩がてら建物スケッチでもしようと思っていたのだが。昼飯を食べたあたりから体調が著しく悪くなる。仕方なく午睡。30分寝て起きて出かける準備。ベルグラーノのスタバでフェデリコと待ち合わせるべく地下鉄の駅まで歩くのだがめちゃくちゃ足が重いし痛い。おまけに地下鉄は混んでいるし、スタバは駅から遠い。もう踏んだり蹴ったりである。昼に食べたサラダに乗っていた多量のチーズが気分を悪くしている。
スタバで寝ていたらフェデリコが起こしてくれた。もうジェットラグだし足痛いし最悪だとぶーたれる。タクシーで20分。ブエノスアイレス大学に到着。先日世界建築学科ベストスクールとというウエッブサイトを見たらブエノスアイレス大学は南米一位だった。因みにアジア一位は東工大。なんだか信憑性に欠けるな。
レクチャーは大学院3年生に向けたものでかなりレベルの高い、拡張のある話が要求されるようなのだが、こう体調が悪くては無理。レクチャーホールのロビーで前のレクチャーが終わるの待つのだが、半分寝ている。それなのに学生はおろか教授が4人もやってきた。日本でこんなこと考えにくい。ありがとうございます。
昨日でもう緊張がほぐれたのと、学生のレベルが高いので話が組み立てやすいのと、人数が少ないのと、時間が遅くなり東京は朝を迎えたのと、レクチャーしながら散々逆質問してスピリットが交わり始めたので調子が出てきた。ジョークも飛ばし、予定は1時間だったが結局1時間半喋り、アルゼンチンでは何と言っても肉とワインとサッカーであると力説してレクチャーを終える。2~3の質問を受けると社交辞令で言ったら30分くらい質問攻め。これも嬉しいやら眠いやら腹減るやらで辛くなる。もうワインタイムなので終わりと宣言したら、教授たちがそばのレストランで肉とワインをご馳走してくれた。Gracias!!