美術館の床で眠りに入る
●この場所にはこんな説明がついていた「・・・芸術家と訪問者がともに自然と芸術の新たな対話を体感できる・・・」 ニテロイ美術館 オスカー・ニーマイヤー
「明日は6時の飛行機に乗る」と昨晩ロベルトに言ったら信じられない。「2時起き3時出なんて!!!」と呆れられた。機中爆睡。大型バスでホテルまで爆睡。ただでさえ寝足なのにますます体調悪い。ホテルで明日サッカーの試合が無いか聞いたらあった!!急に元気が出てきた。頑張ってニーマイヤーのニテロイ美術館を見るべくフェリーニ乗って対岸へ渡る。タクシーで5分。キノコ型の派手な建物が現れる。
この手の奇抜な建物はだいたいそうなのだが現地へ来ると理由が分かる。ラファエル・モネオのガラスで覆われたサンセバスチャンのホールもああこの潮風ならそうだよなと思った。今回のキノコも270度絶景を丘の上から見下ろすならこの形しかない。
この優美な線はいたるところに現れどうぞお座りください、寝てくださいとアフォードしてくれる。美術館の床で眠りこけたのは生まれてはじめての経験である。