ソーシャルアーキテクチャ
昨日セルバンテス文化センター東京にて『ソーシャル・アーキテクチャ:住居と都市空間』と題したシンポジウムが開かれました。このシンポジウムに坂牛先生が参加し、NEO祭、富士吉田市のコンバージョンなどについて発表しました。このシンポジウムではソーシャル・アーキテクチャをテーマにアルゼンチン、ブラジル、スペイン、そして日本建築家をお各国から第一線で活躍する建築家をお招きして各国のソーシャル・アーキテクチャに関する現状を発表していました。
日本でも最近「ソーシャル・デザイン」などよく耳にするようになりましたが、まだその言葉の定義は曖昧です。昨日のシンポジウムでも話題にあがったブラジルのファベーラのような場所に関わっていくことと日本の人口減少著しい地方都市に関わっていくことはどちらも「ソーシャル」であると言えると思います。国や地域が違えばその数だけその言葉の意味することが変わるのだと改めて実感し、言葉にとらわれずに問題に真摯に取り組む姿勢が重要だと感じたシンポジウムでした。
シンポジウム終了後には、ワインと食事がふるまわれパーティー。なかなか充実した時間でした。
このシンポジウムは来年も継続して開催されるようで各国のプロジェクトがどのように実現しているか来年が楽しみです。
・発表する坂牛先生
・発表者によるディペート
・シンポジウム終了後のパーティー
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