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March 31, 2014

ニューヨーク

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セントルイスを早朝に出てニュワークに12時ころ着く。キース夫妻と別れ。ミッドイーストのホテルへ。荷物を置いてキースに勧められたモーガンライブラリに行く。ここはマッキムミード&ホワイト設計の様式建築にレンゾピアノが増築した美術館である。ここで遅めの昼食を食べてからクィーンズのMOCA PS1(Public school 1)へ。ここは古い小学校を美術館に改装したもので最近MOCAが運営しているらしい。これが実にいい。MOCAに行く時間は無かったがここは是非見たかった。
その後ミッド・イーストのジャパン・ソサエティへ。吉村順三設計のこの建物は州の文化遺産に指定されている。ここの舞台芸術監督をしている中高の親友、塩谷陽子を訪ねる。さすがに監督ともなると素敵な個室である。最近呼んだ人のリストを見ると顔ぶれが凄い。それも音楽家、舞台の人、ダンス、建築家も、、、、超有名人から前衛まで幅も広い。誰が魅力的だった?と聞いたら圧倒的にこの人と見せてくれたサインはコールハースだった。

March 30, 2014

サーリネンのアーチ

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ディスカッション
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200mアーチ
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ケン・オオシマ、アンドレア、塚本、セン・クアン、長谷川祐子、ディビッド・スチュワート、坂牛
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目地がすべて溶接されている
朝九時から篠原一男を題材に連続トーク。ディビッド・スチュワート、坂牛卓、キースクローラック、ケン・オオシマ、アンドレア、塚本由晴、長谷川祐子。昼食をはさんで午後はオーディエンスを交えてのディスカッション。場所ピューリッツアー美術館(安藤忠雄設計)に変えて、長谷川さんの建築とアートと題したトーク。終ったらすでに夕方。車二台に分乗してサーリネンのアーチへ。展望台には登れなかったが、この200メートルのアーチはとんでもなく凄い。さらにクラッディングは全てステンレスで目地は溶接されている。一体熱膨張はどのように吸収するのだろうか?????

March 29, 2014

篠原・槙・チッパーフィールド

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○篠原展覧会の会場。あるのはこのミニマルなテーブルの上にある原図
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○槙さんが60年代にデザインした美術館。展覧会は新しい方で行われている。
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○チッパーフィールドデザインの美術館

昼に研・大島さんと落ち合ってランチ。思いっきりアメリカンなハンバーガーを食べてからワシントン大学の槙さんがデザインした美術館で行われている篠原一男展の会場へ。ディスプレイが思いっきりミニマルなのにはびっくり。その後チッパーフィールドデザインの美術館で長谷川祐子さんやキース・クローラックたちと落ち合いキュレーターの方に美術館を案内してもらう。その後塚本さんのレクチャーを聞いてから会食。

March 28, 2014

チャックベリーに遭遇

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行きの飛行機は空いていて4席使ってフルフラットでずーっと寝られたのだが、案の定ホテルではあまり眠れない。早朝ジョギングをしていたらロックンローラーの銅像に遭遇。セントルイスはチャックベリーの故郷。Johnny B. Goodeが思わず頭の中に響く。

シカゴ経由セントルイス

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久しぶりにアメリカに来た。最近は南米に行くことが多いのでアメリカは常に経由地だったのだが今回は目的地。目指すはセントルイス。切符はワシントン大学がとってくれたのだがシカゴ経由。直行便ってないんでしょうか?
セントルイスと聞いてどこにあるのか正確に言い当てられたらなかなかのアメリカ通。夜に着いたので暗闇を乗り合いタクシーで空港からホテルまで来た。ちらちら街灯に照らされて見える住宅街は「ああアメリカの郊外」っていう感じである。瀟洒なテラスハウスが並んでいる。天気は東京よりやや寒い。

March 27, 2014

漫才と建築は似ているなあ

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飛行機が遅いせいか成田に着いて時間が余った。本やでたけしの本買ってビールとつまみで笑いながら読んでいたら1時間時間がつぶせた。読みながら多少疑問を感じながらも漫才と建築って似ているなあと思う。
たけしはよく聞かれるそうだ「漫才はどうやれば上手くなるのですか?」と。それに対してたけしはこう言う「それを聞いてきたやつが芸人だとしたらその時点でダメだな」。こうも言う「マニュアルを覚えれば客は笑う」なんて思っているやつがいたら今すぐ芸人をやめた方がいい」。
建築は巨匠の背中を見て学ぶものではない。科学的な勉強のプロセス(マニュアル)があると公言しているが(教育者としては)、最近自信が無い。どうやれば設計者になれるのですか?なんて聞く時点でやめた方がいい、、、、

露わになった鉄筋

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世の中すっかり春。ジョギングもとても楽になった。いつも走るコースに最近解体している一画があったがどういうわけか仮囲いが一時とれて中が見えた。RCの柱がもぎ取られて基礎から伸びる鉄筋が見えていた。曲がったフォークのような鉄筋が不気味である。

March 25, 2014

やっとできました

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やっと最後の入試の決定会議(学長の前で報告して最終合格者を決定する会議)が終わった。これで全部の入試業務が終了。毎年思うけれど3月25日まで入試業務があるのは本当しんどい。
午後やっと出来上がった3冊のブックレットをしみじみ見る。約2か月でよくできました。田谷君ご苦労様。沢山作ったのでいろいろな人に配りたいところである。3月はもう予算を使えないので4月に入ったら送りたいところである。

March 24, 2014

飯田橋の超高層?

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最後の入試を終えて最後の判定会議が長引く。会議の合間に外濠を見ると竣工間際の屹立するスカイスクレーパーに圧倒される。同僚の材料の先生が千代田区と新宿区でこんなに高さ制限が違うのですかと聞かれなんと答えていいものやら。この2本のスカイスクレーパーの高さは何で決まっているのだろうか{オフィス30階、レジデンス40階)?総合設計?それにしても幅広、影も大きい。

March 23, 2014

神楽坂の模型ほぼ完成

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お昼から翻訳勉強会。5時終了。坂牛班は前ページ読み合わせ終了。辺見班はまだだいぶ残っているようである。ペース上げてやりましょう。夏には出したいと思っているけれど無理かなあ?
翻訳勉強会している部屋にはレーザーカッターがあり、現在神楽坂の模型作成が進行中。90%完成。これを3年生の製図の後半課題でうまく使いたい。

上野の春

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○一番上が配偶者の作品

午前中「内の家」の一年目検査に行く。銀色の外壁は光触媒のせいかきれいである。室内もこれといった損傷なはい。外断熱していて内側が打ちっぱなしだからか内部の湿度が高くこの冬は手が荒れなかったと喜ばれた。しかし湿度が高いのは一年めだからだと思われる。公園を臨む大きな窓は確信犯的にシングルガラスとしたがやはり結露していた。外断熱の効果を効くと夏も冬はあまりエアコンをつけなくても大丈夫。と言っていた。効果はあるようだが、実際のガス電気代を聞くとそんなに安いわけでもない。
午後上野都美館に行く。春興賞をとった配偶者の作品を見に行く。上野はひとで溢れていた。

March 21, 2014

甲府快晴

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朝一で甲府。昨日までの雨が嘘のように快晴。甲府は結構寒い。昼をはさんで4時まで打ち合わせ。2009年にストップした仕事を再開するとなぜ図面がこうなっているのかお互いよく分からないところが沢山ある。それをなんとなく思い出しながら修正を加えていく。ゴールが見えるような見えないような迷路を手探りで進むような不思議な感覚である。

March 20, 2014

アンリアレイからのインヴィテーション

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アンリアレイジのショーの招待状が来た。招待状は温度計。しかも目盛に数字の入っていない温度計。なので何度か分からない。日時は3月28日。残念。アメリカに行っている間である。行きたかったな!!

卒業式

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本日は武道館で全体の卒業式が行われその後神楽坂の製図室で卒業証書を授与した。卒業するのがすんなり行った人もいれば8年近くかかって、だいぶ苦労した人もいる。しかし人生だれでも失敗だらけ。失敗した分成功もある。失敗から学ぶことは山のようにある。これからの人生、沢山の失敗に出会うだろうけれどそれを苦しいことと思わず成功への基礎だと思って乗り越えていってほしいとお話しする。
授与式を終えて一部生、院生も製図室にやってきて学科全員の懇親会。さらに夜は研究室謝恩会。巣立つ皆にsakaushi lab名入りのスケッチブックに一言添えてプレゼントした。そのお返しに寄せ書きを頂いた。ありがとう。

March 19, 2014

新年度の製図の打ち合わせ

夕刻神楽で4月からの製図非常勤の先生と課題の打ち合わせ。顔ぶれも少し新しくなる。2年生は蜂谷先生、今村先生、長谷川先生、水戸先生、新堀先生、上條先生。3年生は木島先生、高橋先生、川辺先生、若松先生、塩田先生。これに専任の栢木先生、呉先生、僕が加わり前期は教えます。2年生は住宅課題を中心に個人のスペースを3年生は集住を中心にグループのスペースを考えたいと思います。

March 18, 2014

「男更年期障害」に「花粉症」

抗生物質のおかげで熱は下がっているのだが、寝汗がひどいのはどうしてだろうか?まだ体が本調子じゃないということだろうか?程度に思っていたら配偶者に「男更年期障害」ではないかと言われた。そうかもしれない。そんなこと考えたこともなかったけれど。
熱は下がったが鼻水がひどい。これも風邪が完治していないからだと思っているのだが、配偶者は花粉症かもしれないねと脅かす。でもそうかもしれない。「男更年期障害」に「花粉症」なんてショックだけれどまあなったのだとすれがそれも仕方ない。

March 16, 2014

M2の皆、ご苦労様!!

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だいぶ前から、家にM2と助手を読んでご苦労さんの会をしようと思っていたのだが、数日前から体調が悪化。自分の体調不良でキャンセルはしたくないと思い必死に薬飲んで頑張ったら昼に熱が下がった。おーー奇跡。皆の心がけがよろしいということでしょう。

宗教存続の秘密

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考えてみれば宗教団体とてただの人間が作った組織にすぎないのに、そんな組織が千年以上も続いているのは驚きだ。果たして今の世界の大企業が千年以上存続可能だろうか?
ヴァティカンはそうなるとカソリック会社の本社所在地でヴァティカン宮殿は本社ビルである。世界中に支店を持つこの会社が途絶えないのはなぜだろうか?先ず信じがたいのは聖書が2400の言語に翻訳されているという事実(そもそも言語ってそんなにあるのかと思うが現在言語は6900あるそうだ)。それだけ豊富な言語に翻訳されているにもかかわらず、教えに極端な幅が生まれていないし、分派化してまとまりを失わないでいるのが不思議である。その一つのヒントがラテン語であるとこの本には記されている。カソリックを学ぶ者が身につけなければならないのがラテン語である。ラテン語は書き言葉なので古来その用法意味が変わってこなかった。すなわちその文章の意味するところが古来一定であるという。母国がどうであれラテン語で聖書を学ぶことで共通理解に至る。この二重言語システムがキリスト文化存続の秘密の一つらしい。(岩淵潤子『ヴァティカンの正体―究極のグローバルメディア』ちくま新書2014)

March 15, 2014

的確な指示書

熱は下がらないまま施主と打ち合わせ。基本設計の一回目の打ち合わせ。場所は房総、建物は別荘。将来は年の半分くらいは住もうと言うもの。設計を依頼されたのは去年だが年末年始は忙しくて手を付けられないので1月末まで待っていただいた。しかし依頼されたときに20くらいのリクエスト項目のメモをいただいていたので、年末年始で徐々に頭の中で案が煮詰まった。
そしていざスタートしてさらにリクエスト項目を頂き、案を作りながらこういう案だとこういわれるだろうなどと勝手に考えながらポイントはこうだろうと予想し4つの案にまとめた。そのなかでもこれがいけそうだなと思った案があった。すると4つの案の説明後その案が一番気に入りましたと言われた。
こういうことは余り多くはない。今回はこの的確なリクエスト項目が大きいと思われる。この方は既に現役を引退されているけれど、きっと仕事もこういう風に時間をうまく使って必要な時に必要な指示をして上手にされてきたのだろうと想像できる。
また第一回目の打ち合わせなのだが、良いと言った案に殆ど追加のリクエストがないというのも驚きである。もちろんこれから出てくるとは思っているが、それにしても、、、、スムーズである。

March 14, 2014

インフルじゃなくて一安心

今年初めての風邪のような症状。2日前くらいから始まっているのだが、連日休めない用事が続く。今日は夜まで時間があるので医者へ。我が家の体温計が見つからずに医者で体温を測ると8度近い。インフルエンザの可能性もありますと言われて鼻の奥に棒を入れられ採取した細胞を培養して待つこと10分。この10分がえらく長い。もしインフルなら今晩の施主打ち合わせも、明日の施主打ち合わせも、明後日の我が家への来客も全部キャンセルしないといけない。そうするとそれらはどこに入れられるのか?手帳が無いので朦朧とした頭でリスケするのだがうまくいかない。そうこうしているうちに結果が分かりインフルではなかった。ほっとした。とは言え8度近い熱はこの歳には応える。夜の打ち合わせまで寝る。

March 13, 2014

専門研究員?

風邪がなおらないのだが教室会議。休めないのが辛い。終って研究室にイラクの研究者来研。彼女は文部省給費留学生として日本に来られ、北大で博士をとって東京に住んでいる。博士論文をブラッシュアップしたいので私の研究室の専門研究員になりたいということだ。専門研究員って何かと調べると要はポスドクなのだが給与は支払われず、しかし大学施設を使えるという研究者制度。確かに北大や九大などにはあるようだ。そこで事務に電話して聴いたのだが理科大にはそういうシステムは無くあるのはポスドクだけとのこと。そのことを伝えると大変がっかりしているので何とかしてあげたいのだが仕方ない。次のポスドクの応募に是非受けてみたらどうかと促すとそうしますとのこと。

March 12, 2014

坂牛研スタート

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昨日冷えたのだろうか体がだるい。ちょっと風邪気味。事務所に寄ってから大学へ向かったのだが、金町でおり損ね松戸まで行ってしまった。やばい1時から学長を前にした会議なのに、、、、松戸で降りて上りに乗って一安心かと思ったらこの電車金町を通り過ぎ、亀有、綾瀬も通過して北千住へ。やれやれ。
一時間余裕を持って出たからよかったけれど、着いてみたらすべりこみ1時。その上会議資料を見ていたらミスを発見。踏んだり蹴ったりである。会議後雑用を片付けて6時から新坂牛研メンバーのキックオフミィーティング。4月からがんばろうね。

中分さん還暦おめでとう

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午前中金町で藤原さん小西さんと来年の大学院製図の課題打ち合わせ。2時間考えてなかなか良い課題になりそうな気配。午後一で神楽に移動して主任会議。まだまだたくさん議題がある。夕方工学部長表彰懇親会で乾杯の発声。夜神楽坂で日建の先輩中訳さんの還暦祝い。久しぶりに昔の仲間にお会いする。

March 10, 2014

30分で一仕事

年度末だからというわけでもないがいろいろな仕事が集中してきて忙しい。発注業務ってこういうことなのだが、、、先日学長が自分は30分砂時計を買って30分で一仕事をすると頑張っていたら体を壊したとおっしゃっていた。体を壊したらもともこもないが、30分で一仕事と言うのはなかなか上手な仕事の仕方かもしれない。真似してみようかな。

March 9, 2014

ウォーホールは天才

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○ウォーホールがペンキ塗りたくったBMW
昼にウォーホールを見に行った。思ったよりはるかに面白かった。ウォーホールについては有名なシルクスクリーンとブリロボックスぐらいしかしらなかったわけで、とんでもない創作数とその能力に圧倒された。初期の商業デザイナー時代にヴォーグなどに描いていたイラストがうまい。スケッチが正確。色遣いのセンスがいい。「天才でごめんなさい」と会田誠が言っていたがきっとウォーホールもそんな気持ちだったに違いない。
そんな商業デザイナーが能力余ってアート界に進出したのは彼の能力なのか時代が求めていたのかそれはもう誰もわからない。いずれにしても60年代にウォーホールによってアートはドラスティックに変化して新たな時代(さまざまなアートが乱立する時代)へと突入したわけである。

霜柱

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今日は初めて皇居一周ランをした。家から出て一周して帰ると約9キロ。走ったり歩いたりで1時間20分かかったが爽快である。四谷から半蔵門に出て国立劇場の前を通り桜田門を通過して、ぐるり回ってパレスサイドの前から竹橋を渡る。ここで発見。このはしは「たけばし」ではなく「たけはし」だった。濁点がついていない。でも地下鉄の竹橋は「たけはし」ではなく「たけばし」と濁点がついている。なんでだろう?近代美術館を過ぎて左側にちょっとした広場があり植栽の土の部分に霜柱を発見。東京で霜柱を見るのは何十年ぶり。
午後2時に事務所で打ち合わせ。5時から出版の打ち合わせ。だいぶ話が煮詰まってきた。今度はグラフィックデザイナーを入れて打ち合わせ。

March 7, 2014

建築学科歓送会は柴又川千家にて

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理科大工学部建築学科年度末恒例の歓送会。今年は准教授の山名さんをはじめ5人の先生がここを出られる。二部主任の私が幹事をして彼らを祝う会を行った。場所はせっかく金町に来たと言うことで隣の柴又の250年続く川千家という鰻屋さん。行って見たら鉄筋コンクリート3階建ての地方の観光ホテルという体なので驚いた。でも学科30人近くの先生方で楽しく皆さんをお送りできたのではないだろうか。5人の先生方ご苦労様でした。

March 6, 2014

セントルイスでシンポジウム

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篠原先生の展覧会がここ半年の間に世界中の3か所で行われると誰かから聞いた。いやすごいものだと感心していたらそのうちの一つから展覧会に合わせてシンポジウムを行うので来てほしいと頼まれた。月末で大学の嵐の入試も終わっているので行くとは言ったものの、同時通訳なしのネイティブ英語のシンポジウムは結構タフである。シンポジウムは日本語でやったって割り込み方が競争になるし、うまく入らないと全体が壊れてしまう。それを英語でやると微妙なニュアンスが分からなかったりして難しい。
場所はセントルイスなので2日で帰るのももったいないと思いニュヨークのジャパンソサエティ芸術監督の友人に次の日の夕食を一緒にと言ったらいいねえとの返事。でもその日リハーサルがあるので終わり次第ねということになる。というわけでその日は僕もリハに付き合い夕食は深夜だろうか?

March 5, 2014

ブックレットサイズが違う理由

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ワークショップ展覧会などのブックレットを3つ並行して研究室で作っている。研究室でと言うと皆でやっているみたいだが実質的には助手の田谷君が一人で作っている。やっとまとまってきて最後の赤を入れながらふと気が付いた。3つのサイズがバラバラである。このサイズの違いに自覚的になったのは今日が初めてである。何を今頃気づいているのだと怒られそうだが事実だから仕方ない。理由はこれら3つを作り始めた時期が微妙に違い内容がそれぞれ異なるからかだと事後的に推測する。しかしそれは推測にすぎない。
一つは一昨年アルゼンチンでやったWSでこのドラフトは一年前にはできていた。今まで完成を見なかったのはアルゼンチン側から原稿が来なかったからである。二つ目は今年やったアルゼンチン、スペイン建築家とのWSなど。これは日本主催でもあるし少しがっつり作ろうと一回り大きくした(記憶があるような無いような、、、)。もう一つはデンマーク建築家レネとのワークショップ。うーんこれは何で一番大きくなったのだろう?編集をお手伝いしている大森さんに見せられた見本が大きかったからだろうか??理由はよく覚えていない。

March 4, 2014

オーフスの学生、先生と谷中で会う

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鈴木明さんがコーディネートしてデンマークオーフス大学の学生が谷中でワークショップやっているのを鈴木さんのフェイスブックで偶然知った。今日はそのプレゼンを根津の公民館みたいなところでやるというので大学行く途中に1時間ほどたち寄った。近いからトム・ヘネガンも登場。彼と話すのは実に楽しい。
去年オーフスでレクチャーをしたので僕のことを知っている人もいたし、何と言ってもHIROSHIのことはよく知っているようである。
彼らの1日課題は谷中の面白ショップファサードのリサーチである。これが実に楽しい。「へーそんな店があるのか!!」と感心する。これを冊子にして売ったら売れそうだ。
それにしても数十人の学生が日本にやってきてこれから京都金沢と回り2週間の日本旅行をするのだからデンマークの学生はリッチである。

March 3, 2014

何故か仕事は増えるばかり

夕刻大学での会議を終えて来年度の人事案件が無事進みそうでほっとした。こうやって大学運営の仕事が一つ終わるとまた一つ(いや二つも三つも)湧いてくる。春休みだと思うからそう感じるのかもしれないが、毎日のようにやってくる事務のメールの量が日々増えているように思える。そんなメールを処理しているだけで数時間すぐ過ぎてしまうのは僕の能力不足だからだろうか?本当にしなければいけないことやしたいことができずに日々が終わるのはまずい。そう思ってメールを開くとまた爆弾のように仕事が降ってくる。どうして文科省の奨学金でやってくる外国人学生の書類を本人がいないからって指導教官が書かねばならぬのか?????ああ頭が痛い。国際化に向けて頑張れば頑張るほど仕事は増えるのである。なんだか腑に落ちぬ。

March 2, 2014

鮫とエイに癒される

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今週末は編入学試験。受験生の多くは既に建築以外の学部を卒業してきた人たち。自らの勉学をある意味リセットして建築を学び直そうという意欲が面接でも大いに感じられました。試験後。訳あって池袋のサンシャイン水族館へ。2000円は高いなと思いながらも。大水槽の前でエイと鮫のしなやかな泳ぎを見ていると癒されました。子供たちは大水槽にかぶりつきです。

March 1, 2014

インカ、アステカがやられた理由

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昨年グアテマラでマヤの遺跡を見てその巨大さに驚いた。かなりの統制のとれた国家が作られていたに違いない。マヤは9世紀に消滅したがその後さらに強大なアステカ文明が生まれる。そして15世紀からスペイン人はメキシコでアステカ文明を殲滅し、次にクスコでインカ帝国を潰した。でもどうして遠くスペインからやってきてこんな国々を壊滅できたのだろうか不思議に思った。増田義郎『物語ラテン・アメリカの歴史』中公新書2011を読み少し分かったのは、アメリカにやって来たスペイン人は農民でも商人でもなく、イスラム人と戦ったばかりの戦士だったということ。

M2生と打ち上げ

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昨晩は修士二年生の修論、修士設計の打ち上げ。飯田橋の居酒屋に金沢、堀江、山田、中岡、小林、奥田、+助手の田谷が集合。理科大坂牛研最初の修士修了者。ご苦労さまでしたおめでとう。加えて、金沢の修士設計は東京コレクションの展示に残ったようでこれもおめでとう。また堀江、小林はオール理科大生の中から学生表彰に選ばれた(大東建託こんぺ最優秀賞が評価され)。これもおめでたい。