ウォーホールは天才
○ウォーホールがペンキ塗りたくったBMW
昼にウォーホールを見に行った。思ったよりはるかに面白かった。ウォーホールについては有名なシルクスクリーンとブリロボックスぐらいしかしらなかったわけで、とんでもない創作数とその能力に圧倒された。初期の商業デザイナー時代にヴォーグなどに描いていたイラストがうまい。スケッチが正確。色遣いのセンスがいい。「天才でごめんなさい」と会田誠が言っていたがきっとウォーホールもそんな気持ちだったに違いない。
そんな商業デザイナーが能力余ってアート界に進出したのは彼の能力なのか時代が求めていたのかそれはもう誰もわからない。いずれにしても60年代にウォーホールによってアートはドラスティックに変化して新たな時代(さまざまなアートが乱立する時代)へと突入したわけである。