昨年グアテマラでマヤの遺跡を見てその巨大さに驚いた。かなりの統制のとれた国家が作られていたに違いない。マヤは9世紀に消滅したがその後さらに強大なアステカ文明が生まれる。そして15世紀からスペイン人はメキシコでアステカ文明を殲滅し、次にクスコでインカ帝国を潰した。でもどうして遠くスペインからやってきてこんな国々を壊滅できたのだろうか不思議に思った。増田義郎『物語ラテン・アメリカの歴史』中公新書2011を読み少し分かったのは、アメリカにやって来たスペイン人は農民でも商人でもなく、イスラム人と戦ったばかりの戦士だったということ。
コメント
私も中米に行ったばかり。
この問題を考えました。
答えは、馬、鉄、病原菌、銃。
草思社文庫で出ている、「銃・病原菌・鉄」ジャレド・ダイアモンド著は、面白い。ぜひ読んで見て下さい。
投稿者: 二村 | March 3, 2014 10:43 PM