第十講お題
いやいや申し訳ない。今週中にコメントしてくださいと言っておいて、お題を出すのが遅くなった。ということでコメントは今年中ということにする。
さて最後のお話は建築はしゃべるかというものだった。そしてそれは抽象性、具象性という概念に結びつき建築の方法へと繋がる。というものだった。さてそこで今日のお題はあなたに最も語りかけてくれた建築は何か?そしてその建築の姿を抽象、具象という概念を使い説明して欲しい。それでは今年最後のコメントを待っている。
いやいや申し訳ない。今週中にコメントしてくださいと言っておいて、お題を出すのが遅くなった。ということでコメントは今年中ということにする。
さて最後のお話は建築はしゃべるかというものだった。そしてそれは抽象性、具象性という概念に結びつき建築の方法へと繋がる。というものだった。さてそこで今日のお題はあなたに最も語りかけてくれた建築は何か?そしてその建築の姿を抽象、具象という概念を使い説明して欲しい。それでは今年最後のコメントを待っている。
本日のテーマはきのこと宇宙船。サボワ邸のあの感動は宇宙船の飛来であったことをお伝えした。また篠原一男は民家をきのこと呼び、愛でる対象ではあっても建築家の設計の手段にはならないとしたのである。一方バーナード・ルドルフスキーは建築家無しの建築(民族的建物)を世界中からかき集めその素晴らしさを世に訴えた。そしてこの宇宙船ときのこの対立を調停しようとしたのが、ツォーニス&ルフェーブルであり、フランプトンであった。そこで出てきた概念は批判的地域主義であり、ダーティー・リアリズムであった。そこで今日のお題だが、単なる地域主義ではない、単なるモダニズムではない、つまり宇宙船でもなく、きのこでもないそうした建築を探し出して欲しい。そうした建築を例示し、その建物どこが両者の融合であるのかその理由を説明して欲しい。
今日の話は先天性と後天性、建築家は一体どこまでの責任を持って建築を作ることができるのだろうか?つまりは先天的にどこまでの遺伝子を建築に組み込んでおいてよいのだろうか?これは考え始めると迷宮入りである。そこで今日のお題だが、君が見た経験した建築の中で、既に設計当初の遺伝子は意味を持たないと思ったものをあげてみよう。そしてその遺伝子は何に変えたらその建築はよりよくなるだろうか?その理由とともに答えて欲しい。
今週は一回通常の講義を飛ばして、私自身の住宅設計のプロセスという話をしました。住宅設計をし始めてから未だ10年くらいしかたっていないのですが、建築の表現形式としては大きな建物とは異なる方法がそこにはあるように思います。
ところで今日のお題ですが、余り難しい質問ではなく単純に今日の住宅を見た感想、何でもいいです。書いてみてください。字数も自由です。
ちょっと遅れました。
さて今回は色の話。色の良し悪しなどおよそつきかねる。カントが芸術の評価に色は関係ない。重要なのは形だと言ったのはある意味正しい。十人十色というl言葉があるように10人の色の好みなど10ある。しかし一方でカラーコーディネート云々なんていう本もあればそういう資格もあるのだから、それなりに色にはフィットするある範囲のようなものが客観的には(学習的に)は存在もしている。しかしその話はここでは横に置いておこう。
今日の色の話で重要なのは心理学的な色の種類。表面色、面色、そして空間色の3種類である。それはその色の使い方が実際建築を設計していく中でいろいろ応用できるからである。逆に建築の中にはそうした色の現われが見て取れるはずである。そこで今日のお題は君たちが今まで訪れた建築において、空間色を体験したその事例をあげその素晴らしさを文学的に表現せよ。字数は短くとも長くとも良い。その感動が伝わればよい。