《参考文献》
[A]…講義の理解を深めるために是非一読を(入手も容易)。
[B]…講義の内容を発展的に拡張して理解したい人向け。
[C]…やや専門的だが、面白い本。
[D]…やや専門的かつ入手困難だが、それだけに興味のある方は是非。
- 坂本一成・多木浩二、1996『対話、建築の思考』、住まいの図書館出版局 [A]
● 難解な坂本建築を多木氏が明快に解きほぐす。
- 篠原一男、1970『続住宅論』、鹿島出版会 [B]
● 篠原建築のエッセンス。
- チャールズ・ジェンクス(Charles Jencks)、1978(1978)「ポストモダニズムの建築言語」 『a+u』 1978年10月臨時増刊号、エーアンドユー [B]
● ポストモダニズムという言葉を定着させた、記念すべき書。
- ロバート・ヴェンチューリ(Robert Venturri)、1972(1978)『ラスベガス』(伊藤公文他訳)、鹿島出版会 [A]
● いわゆるポストモダニズムの理論的火付け役となった古典的名著。
- Nikolaus Pevsner, 1976 "A History of Building Types", The National Gallery of Art [A]
● ビルディングタイプを扱った古典的名著。
- 五十嵐太郎+大川信行、2002 『ビルディングタイプの解剖学』、王国社 [B]
● 上記名著に対抗して登場。
- 井上充夫、1991『建築美論のあゆみ』、鹿島出版会 [B]
● 日本人による建築美学の概説書として分かりやすい。
- エルヴィン・パノフスキー(Erwin Panofsky)、2002(1962)『イコノロジー研究 上・下』(浅野徹他訳)、ちくま学芸文庫 [B]
● パノフスキーの代表的著作。
- 小田部胤久、1995 『象徴の美学』 東京大学出版会 [C]
● ドイツ観念論における、象徴概念の推移が緻密な読みで遡行される。