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中国化する日本

かみさんが早朝着物に着換えて出かけて行った。少しして娘は塾に行った。1人になった自分は読みかけの本を終わらしてから汐留ミュージアムに今和次郎展を見に行くhttp://ofda.jp/column/。その後四谷のジムで走る。少しずつ体調が戻ってきたかな。
帰宅後与那覇潤という若き歴史の先生が書いた『中国化する日本』文藝春秋2012を読み始める。なかなか引き込まれる。
フランシス・フクヤマが冷戦の終了を歴史の終わりと言ったそんな状態は1000年前の中国宋の時代に既にあった。そして中国も日本もそんな1000年前の中国に舞い戻りこれから宋の時代の中国を歩む。ということのようである(なんて単純ではあるまいが???)。
先日国博で北京故宮博物館展を見たのでこの話がダイレクトにつながる。あの博覧会で一番印象的だったのは中国は宋の時代に近世を迎え(それは世界で最初のことでその定義は政治的に貴族制が無くなり官僚制となったこと)それによって世の中が自由になり文化が栄えた。そういうコンセプトでできた展覧会だったから陳列品のほとんどは宋の時代のものだったし素晴らしかった。
その宋の時代を日本が踏襲するというので訳もわからず興奮している。あんな素晴らしい文化が訪れると言うならとりあえず嫌では無いのだが、、、、、

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