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滋賀県立大学の卒論を聞く

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滋賀県立大学に呼ばれて卒論の審査。さすが内井照蔵が設立に奔走して、作った人間科学部。卒論がヴァラエティに富んでいて楽しい。苔があったりゲルノート・ベーメがあったり。その上13人の先生が投票して最優秀賞を決めるというのも面白い。それもかなり本格的で5名程度を選んでからパネルで再度プレンゼンをさせて再度投票。残ったのは全て女性。最優秀賞は苔の研究。全てが論理的で納得いくそして面白い結論にたどり着いているわけではないけれど、着眼点の多様さは校風ということだろう。

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