建築グラフィックの原稿も佳境、というか修正に手間取っている。使う図版を探しているうちに久しぶりにサム・フランシスの画集を広げてみた。うーんその昔大好きだったサムフランシス。抽象表現主義の画家としてポロックと同時代に西海岸で活躍した。少し忘れていたが(というのも彼の個展が日本ではおそらく一度も開かれていないからだろうが)やはりいいなあ。大好きである。色がいいのか形がいいのかもはやわからないのだが。これはJAPAN LINEというタイトルである。彼は日本の余白の美に大きな影響を受け、日本にもアトリエを持っていた。サムが感じる日本に僕の深層にある日本が反応するのだろうか?