« アルゼンチンでのWSのテーマは THE EDGE | メイン | 異質なものの共在としてのシェア »

格差を変える気はないのか?

%E5%86%99%E7%9C%9F-22.JPG
三浦展『格差固定—下流社会10年後調査から見える実態』光文社2015を読むと上位1割の層が6割の資産を持ち下位5割の層が4%の資産しか持てない状況にまで来ていることに驚く。少し前までは一億総中流だった国が今では格差が最も激しいアメリカ(トップ1割の資産保有は全体の8割)に次ぐ国になっているhttp://www.huffingtonpost.jp/2014/05/03/super-rich_n_5260898.html加えて著者の紹介する統計が伝えるところはいかに金持ちほど選挙に行き自民党に入れて貧困層ほど選挙に行かないかということである。これではますます格差は拡大するばかりではなかろうか?今回の安保法案への反応を見ていると自体は少々変わるかもしれないという期待もあるがさてどうなるだろうか?

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://ofda.jp/lab/mt/mt-tb.cgi/7709

コメントを投稿