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伊豆で萩原節を見る

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昼に東京駅のマルゼンで本を買って宅配を頼む。東京駅地下で駅弁を買って踊り子号に乗り食事をしながら今買ってきた本を読む。今朝ネットのニュースを見ていたら信大の入学式で山沢学長が「スマホを捨てるか信大生を捨てるか」と学生に迫ったそうでなるほどま今時的を射た言葉だと感心した。本を読んで自分の頭で考えろということである。これはまあ学生にもあてはまるけれど自分自身も注意すべきことである。自戒の念をもって受け止めたい。電車はもうすぐ伊豆高原である。ここで萩原さんの設計した住宅を見せてもらう。
伊豆高原駅から歩いて10分突如現れた別荘は思ったより小さいし、敷地に斜めの軸線で建つ建ち方で立体的である。外部のディテールはもちろん萩原流。内部のプランニングもとてもスムーズ。何時間いただろうか素敵な風呂にも入れていただきビールを飲みながらこの空間を反芻するにやはりこの建築に独自なのは3つの大質の異なるキューブが空間を文節しているそのつくりかたである。それはぱっと見よくわからないことなのだが、ずーっといるとそこかなと思うわけである。

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