« いただきもの | メイン | 西谷さんと楽しいトーク »

就職難は今も昔も同じだった

%E9%9B%A3%E6%B3%A2%E7%B5%82%E6%B4%BB%E5%86%99%E7%9C%9F.JPG
大学で就職幹事をしているからではなく、単に著者が好きなので難波巧士『「就活」の社会史』祥伝社2014を読んでみた。一番の驚きは、就職難なんてこの100年間しょっちゅう有り、高学歴の方が職がないなんていうこともよくあり、バブルの頃くらいではないか売り手市場なんていうことが分かった。そんな時に就職した私は歴史的に幸運な人間だったということだ。驚きその2戦前の給与は学歴で分類されていたこと。例えば三菱ならば、①帝大40円 ②一橋、神戸38円 ③地方高商、早稲田政経科32円 ④慶応28円 ⑤早稲田政経専門科25円 である。帝大と慶応で3割違ったなんて今じゃ信じられない話であるがこれが事実だったそうだ。旧制高校をでればほとんど帝大に行ったのだろうから、この給料分くらいの学力差はあったのかもしれないが、、、

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://ofda.jp/lab/mt/mt-tb.cgi/7470

コメントを投稿