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西谷さんと楽しいトーク

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先週京都精華大学でファションを教えていらっしゃる西谷真理子さんからメールをいただいた。僕の教え子でファッションに興味がある学生がいると聞いていたのでお会いしたいとのことだった。西谷さんは『相対性コムデギャルソン論』フィルムアート社2012の編者であり、そこで私を呼んでアンリアレイジの森永さんとの鼎談を企画してくれた日本を代表するファッションジャーナリストの一人である。その鼎談の中で僕が信大のゼミでファション本を読ませていたら、装苑賞に出して最終まで残った学生がいると述べていたのである。それを覚えていてメールをくれた。というのも彼女は精華大学で建築家と組んで授業をしており、ファッションと建築の関連性にとても興味があり、私の興味と共通するのである。今日の話は面白かった。3時間半くらい教え子たちを交え話続けた。ファッション界にも建築界同様、上手いのと下手なのがいて、頭で考える奴と、手が動く奴がいるということが分かった。ファッション界は下手なのとか、頭で考える奴はいないものと昔は思っていたが、川久保玲はやはり頭で考える走りであり、森永さんもそうなのである。

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