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atomic からnuclearへ

一部の卒論発表会でTIME誌の中で50年代から原子力発電所についてどのようなことが書かれてきたかという言説分析があった。これは結構面白い。もちろんその言説の深層にせまるわけではなく端的にどういう観点から書かれているかという分析であり、それが時代とともにどう推移してきたかという分析である。しかし25年分(だったかな?)の週刊誌の言説分析しかも英語だからこれは結構根気がいる。よくやったもんだ。この手の分析はもちろん他のビルディングタイプでもできそうなのだが(例えばskyscraper)よほど巷の噂になるようなものでないと誌上に登らないだろうから原発はタイムリーでやりがいのある対象と言える。その中でひとつ面白いのは原発をどう呼ぶかであるがその昔はatomic power plantと記されていたものがあるときからnuclear power plantに変わってきたそうだ。それはatomicが原子爆弾を連想するからと発表者言っていた。本当かな?

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