2年生の合評会
夜2年生の住宅設計の合評会。ゲストクリティークは数年前に非常勤で来ていただいていた宮晶子さん。30分ほどのショートレクチャーをしていただいた。木造壁柱の最近作は知っていたが、デビュー作から同じようなコンセプトで考えていたというのを知って驚いた。一貫性のある設計姿勢は好感が持てる。
2年生は学生が多くスタジオも多く時間もかかる。課題は「行為から創る空間」ということで非常勤の先生はそれぞれ行為が与えられる。上条先生は話す、今村先生は学ぶ、新堀先生は寝る、水戸先生は食事する、蜂谷先生は洗う、長谷川先生はくつろぐ。それぞれの命題に則って身体の大きさを考え、行為の流れを考え、スケールを考えて空間を作るといいう課題である。全体的にいい作品が多かったのだがまだ主眼であるスケールがもう一つだった気がする。