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僕たちは周辺から何を受け取るのか?

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●micoの作品 リテラルに開く作品が多い中、理性的

朝ヒカリエに寄ってNEW HOUSE 2014 展覧会 in aiiimaを見学。MICOの篠原さんにお誘いを受けた。小さな場所でなかなか展覧会の趣旨が分かりづらいが、どうも実施になる住宅の一次審査を通過した住宅が並んでいるようである。8つくらいある住宅は結構似ている。どれも都市に開く、あるいは都市に散らばっている日常的な何かを吸収する、あるいは融和するということに狙いがある。これは先日伊藤博之さんから頂いた彼らの世代の作品集の趣旨、都市のノイズを大事にして建築を作ろうと言う姿勢とかなり近い。いやかく言う私も建築はフレームだと言って周辺から入り込む何かが建築を作ると思っている。それぞれ取り入れるものあるいはその方法の「水準」は異なるが基本として言っていることはかなり近い。ということはこの「水準」が建築を大きく変えるということなのである。
夕方藤原さん、小西さんが指導する大学院の製図の中間発表を見た。神楽坂に何かを作ると言うものだが、彼らも神楽坂を観察してその様々な雑音をenhanceしようとしている。これも同じである。問題はその加工の水準である。

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