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英語で授業をしよう

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コペンからチューリッヒ着いたら、東京行きは4時間遅れ。仕方なく市内を散歩。久しぶりのスイスの町はクールでクリーン。高台に見えるETHの建築家たちが作るものはやはりこの町あってだなあと感じた。飛行機ではぐっすり寝て帰宅して風呂に入ってたまっていた新聞を見る。東大における留学生積極受け入れを狙った改革が5つ書いてあった。秋始業、英語授業、一年生の海外派遣、インターネット授業、推薦入試。
朝日新聞のデーターによると93年から18歳人口は半分になったが、進学率が倍近くまで増えた。なので受験をとりまく状況は変わらなさそうだが、大学の数が300近く増えたことで定員割れ大学が登場する。こうなりゃいい人材は世界に求めようというのがトップ大学の発想である。そこで冒頭の策などが各大学で練られ始めている。
しかし海外から呼ぶからにはこちらからも行かなければバランスがとれない。2000年当初は8万人いた留学生が現在は3分の2程度に落ち込んでおり、文科省も、私大の理事たちも頭を痛めている。理科大も英語教育に力をいれよと号令がかかっている。しかし英語力をあげるには英語の授業をたくさん開講するよりも、優秀な留学生をたくさん受け入れ、日本の学生が彼らと対等に英語で議論できるようにすることではないか?そしてその優秀な留学生から劣等感を味わい、カルチャラルギャップに驚き、心から海外留学の動機づけを得ることではないかと考える。
東大の真似というわけではなく、そのためには英語で授業をすることは必須である。日本の留学生が相手先の授業を英語でやってくれるか確認するのと同様に、海外の学生も日本の大学に来るとき、英語で授業をしてくれるかどうかを最初に確認するのである。

さあ錆びついた英語力をブラッシュアップしょう。

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