歯を抜く
歯医者行ってぐらぐらしている歯を見てもらった。歯周ポケットからゴミが入り歯を支えている骨がだいぶ痛んでいるようである。去年末に見てもらって掃除して消毒したけれどまたゴミが入って化膿している。
先生「また掃除して消毒しましょうか?」
僕「それって抜本的じゃないですよね?」
先生「そうですね」
僕「抜本的なのは何ですか」
先生「ブリッジですね、隣の親知らずは元気だし」
僕「でも親知らずもいつまでも持たないでしょう。持って5年ですかね?」
先生「まあそのくらいかしら」
僕「もっと抜本的なのは?」
先生「インプラント」
僕「それぞれいくらですか?」
先生「ブリッジ5万、インプラント40万」
僕「では問題先送りでブリッジにします。なので抜いてください」
先生「えっ抜きます?」
僕「ええ」
先生「では抜きましょう」
5分で抜いてさっぱりした。帰りがけに、こういう風にその場で抜くっていう人はあまりいませんよと言う。まあそうかもしれない。きっと歯に限らず、何か悪くなった即、取ってくださいと言うだろう。レストラン行ってメニュー見て30秒以上考えることないし、人生いつもこんな調子である。