リスニング上達は音読
今年は運よくセンター試験の監督者に選ばれなかった。信大時代は全教員がやらなければならなかった。それに比べると理科大はありがたい。
試験監督はそれなりに緊張を強いられる。特にリスニングの対応には気を使う。信大時代は毎年同じような模擬ロールプレイ訓練を毎年させられた。それでも毎年不具合が起こるのはどうしてと言いたいところだが、57万人受けて0.01%くらいの再試ならまあいい方では?とも思うのだがだめだろうか?
ところでリスニング試験は監督者の一人は実際に試験者と同様に問題を聞いていないといけない。昔その役をやらされて、聞くだけではなくついでに解いてみたらだいたいできた。まあ僕程度がだいたいできるなんて、このテストは日常会話程度のものだということだ。自分のリスニング力は自分が一番よく知っている。最近外国の通訳なし会議はちょっと焦る。そこですこしリスニング力の改善をしたいとおもっているのだが一体何がリスニング力増強に効くのだろうか?ある人の説(里中哲彦『英文法の魅力』中公新書2012)によると。とにかく簡単な英文をひたすら声を出して読むのがいいそうだ。この人河合塾講師なのでセンター試験受験者にもそう教えているのだろう。翻訳するときはとにかく音読しよう。