高階秀爾、岡野俊一郎、辻井喬、ご苦労様
文化勲章、文化功労章の授章など実にくだらんことだと思いつつ、夕刊の一面に載っているのでいやでも目に入ってしまう。気になる名前が三つ。高階秀爾。母校の先輩に拍手。この手の賞は芸術分野なら創作者に与えるのが常なのだが、受容者(批評者)に与えられたのは与える方も少しは利口になった証拠である。次は岡野俊一郎。まあこれはサッカー関係者なら皆知っている名前である。高々サッカー屋なのに文化に貢献した?国際的なスポーツは有利である。そして最後は辻井喬。堤にはくれないだろうが、辻井にはくれる。まあセゾン文化にお世話になった私としてはやはり拍手。
いやはや多様な人選と思ったのだが、3人とも東大である。所詮文科省の人選なんて官僚的か?