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爆弾低気圧


突如発生して荒れ狂う台風並みの低気圧を爆弾低気圧と呼ぶそうだ(正確には中心気圧が24時間に24ヘクトパスカル以上下がるもの)。そんな言葉一体いつから使われているのだろうか?ゲリラ豪雨もそうだけれどお天気用語にしては物騒な命名である。
そんな爆弾が爆発しそうな日に現場定例がずれたので予定より1時間早く着くつもりで現場に向かう。古河に着く辺りで空の色がグレーに代わり現場に着いたら霧雨そして会議が始まったら嵐。現場も殆どの仕事はストップで風散養生が今日の仕事。
現場所長が「今日は早めに終わらせましょう。湘南新宿ラインはすぐ止まりますからねえ」と言う。帰路に着くと確かに既に運休。新宿は諦めて宇都宮線で上野へ向かうものの大宮で止まる。スタッフのT君はここで降ろして帰宅を促す。携帯を見ていると方々で電車が止まり始めたので事務所にも電話して皆帰るように指示。そして自分はのろのろとやっと上野に着いたが山手線神田で乗り替えたら中央線がお茶の水で動かなくなった。歩こうかと思ったら総武線が来たので乗り替えて四谷。
ニュースを聞くとこんな現象は1954年以来だそうで半世紀ぶりの出来事だとか。数日遅かったら東京の桜は一夜にして吹き飛んだだろう。

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