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マスターアーキテクトって何?

とある行政から「マスターアーキテクト」という仕事をお願いされた。一体「マスターアーキテクト」とは何ぞや?聞けばどうも景観委員会委員とか○○建設委員会委員とかと言う仕事とあまり変わらない(ように聞こえた)。この手のお仕事は信大時代には快く引き受けた。頼まれれば全てやった。右も左も分からずに地方国立大学たるもの地方行政のお手伝いをするのは当然との気持ちでお受けした。しかしこの手の委員会はいくつかの問題がある。一つは委員会に利害関係の対立するメンバーがごっそりいてその対立を解消するためだけの場となること。これだとあるべき姿へ向かった建設的な議論にならない。二つ目は行政が多くの人の意見を聞いたと言う事実を記録として残すためだけ(と言うと言い過ぎなのだが、、、)に行われていて、既に結果ありきの委員会となってしまう。
東京に来てこれだけ大学も沢山あり、先生も沢山いる中で、アリバイ作りや単なる調整のためなら何も自分が引き受ける必要もないだろうなあと思いその旨申し上げた。それなら何をすべきかまで提案してくださいと言う暖かい言葉を頂いた。そこまで言うならご協力は惜しまない。ということでいくつかの提案をさせていただいた。
その昔、経団連会長だった土光さんが臨調(臨時行政調査会)の会長を引き受けるにあたって4項目の申し入れをした。その一つが「答申を必ず実行すると言う決意」だったそうだ。○○答申などというものがアリバイ作りに終わらないためには必須の条件だろうし、これが無かったら答申する方だって真面目にやる気など起こるまい。

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