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驚異的な才能の理由

ユダヤ人の類まれなる能力は何に起因するのか?例えばノーベル賞受賞者を見れば医学生理学賞受賞者184人のうち48人がユダヤ人。物理学賞では178人のうち44人。化学賞では147人のうち26人で比率でみれば26%、25%、18%である。世界人口の0.2%しか占めないユダヤ人がこれだけの受賞をするのは驚異的である。
建築家、音楽家、その他アート関係、政治、ビジネス、およそすべての分野で彼らが最前線にいない分野は思い浮かばない。一体この驚異的な才能は何処から来るのか?彼らが一つの国家に属する成員ではない以上それは教育の問題ではないし、生物学的な遺伝子とも言えない。であればそれは彼らの自らを鍛える精神のレベルの高さにしか求められない。とても分かりやすく言えばユダヤ人以外が驚異的努力だと思っていることがユダヤ人にとっては普通のことだというわけである。
まあそういうことは学校と言う集団を想定してみれば理解される。ある学校の常識は別の学校ではとても理解しがたい高度なことだったりするものだが。しかしユダヤ人はそういう自らの想定レベルを個々に掲げて生きているという驚異的なことをやっているわけである。それは差別を前提に生まれた彼らの生きるすべなのかもしれない。
少し前の(今でもかなりそうかもしれないが)日本の男女の働き方も似たようなことが見受けられた。女性は男性の3倍働いてやっと同じに見られたというような時代があった。生まれながらの差別を引き受けた彼女たちは暗黙のうちにとんでもない努力をすることを強いられた。
ユダヤ人はおそらくそれをはるかに超越した命がけの努力を2000年以上続けているのだろう。しかも、そして最も重要なことは、彼らがそれを努力だと思っていないことである。

野木の現場の行き帰りで内田氏の本を読みながら感ずるところである。

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●現場周辺の蕎麦畑と雑木林

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