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スペイン人は赤がお好き

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午後研究室でしこしこ模型を作る。夕方セルバンテス文化センター東京に行く。この施設は世界中でスペイン語圏の文化普及を行っている。先日友人に是非来たらと誘われた。UIA関連のイベントとは聞いていたが一体何をやっているのかは正確には聞いていなかった。まあ大学のそばだし、スペイン語圏建築のファンなので寄ってみた。来てみたら「景観再生」と題したシンポジウム。先ずカタルーニャの建築家、ミゲル・アギラル、カルロス・フェラテル、ジュセップ・フェランド、エステバン・テラダスらの連続プレゼンがあり、それを受けて隈さんのレクチャー。
スペインの建築を一年ぶりに見てやはりいいなあと思った。映された絵は殆どバルセロナなのだが去年のマドリードを思い出す。彼らの街にはオーダー(規律)のようなものが歴史的に刻まれており、それを抜きに新しい建築はできないのだが、その中で新たな規律を上乗せしていく決意のようなものが感じられる。
シャンペンを飲んでトイレを探したが見つからない。女子トイレはいくつもあるのになあと思ってサインをよく見たら、この建物内のサインは全て赤なのである。男子トイレも赤だから見つからないわけである。

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