« ごちゃごちゃを模倣せよ | メイン | 久しぶりにギャラ間 »

新建築写真

午前中早稲田の演習。学生発表。今日は視覚的建築と体感的建築。建築芸術と建築写真芸術はそれぞれ違うものであると言う指摘があった。なかなか的を射ていると思った。それに従えば『新建築』と言う雑誌は『新建築写真』となってもいいのかもしれない。また建築で重要なのは雰囲気や人の気配というハイデッガー並みの指摘も良い。でもそれはどういうところから感じられるのかの突っ込みがやや不足。まあそこに目を付けているだけでも建築学科の2年生よりかはましである。
午後事務所で設備事務所との打ち合わせ。大盛りの内容で5時までに終わらず事務所を出て大学へ。コンペのシートを見ようと思ったが未だもう少し時間がかかりそう。今日は製図の提出日。各スタジオを巡回する。面白そうなものもぽつぽつ見られるが総じて図面のプレゼンテーションが稚拙である。
研究室の勉強会。1時間設計は住吉の長屋を都市に開け。減築可。増築は木造でというのが条件。輪読は松井みどりの『芸術が終わった後のアート』。この手の本は本物を美術館で見ていないと実感が湧かないものである。とにかくなんでもいいからモノを見て欲しい。建築とアートの繋がりは切っても切れない。

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://ofda.jp/lab/mt/mt-tb.cgi/5161

コメントを投稿