本の買い方
午前中早稲田の講義。今日は男女性の発表。なかなか質の高いプレゼンが多い。三朝庵で昼。今日は暑いのでおろしそば。高いけれどなかなかうまい。となりのあゆみbooksで面白い本発見「括弧の意味論」。さまざまな本で使用される「」を数えてその多寡の意味するところを探るというもの。そんなこと考えたことも無かった。
最近研究室でまとめて本買うので本屋で面白い本があると記憶して助手に伝える。書評が面白いものは切り取って助手に渡す。ネットで見つけた本はそのページをコピーして助手にメールする。本に出てくる本はメモって助手に渡す。しかし買ってすぐしたい、着たい、履きたいという子供じみた性格の僕にとって買ってすぐ読めないのは辛い。
夕方大学で製図、研究室の1時間設計は藤木忠善さんの自邸が題材。都市の中で自然に開かれた家をさらにもっと自然に開くようトランスフォームせよというのが課題。輪読は佐々木健一の『美学への招待』ヤマにこもり10日くらいで書いた本。勢いあるし読みやすい。結論は、美は自然に回帰するというもの。そうそう、自然は偉大。所詮建築なんていうもので対抗することなどできない。建築は自然を切り取るフレームに過ぎない。