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小学生の作文のような建築

朝自転車で都庁に行った。免許の更新である。去年更新をし忘れた配偶者にせき立てられ、今日でなくともと思いつつ今日行った。天気もいいし自転車は悪くないのだが、途中で10時に客が来ることを思い出し、帰りは必死にこいで帰ってきた。そのせいかへとへとになって午後昼を食べてからしばらく椅子の上で眠った。
夕方大学へ来て仕事して帰ろうと思ったら頼んでおいた本が届いていた。村田喜代子『縦横無尽の文章レッスン』朝日新聞出版2011。よい文章の例として小学校低学年の作文が最初に出ていた。2年生。海水浴の話し。その文章の何がいいのかと言うと「書かなくていいことが書かれていない」ということである。率直に必要なことだけがダイレクトに書かれて終わっている。このさっぱり感は建築に通ずる。ある種の建築を見た時ととても似ている気がする。小学生の作文のような建築を作りたい。表現とは何を表現するかと言うことであると同時に「何を表現しないか」と言うことへの問いでもある。再認識。

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