手探りで研究室始動
午前中これから始まる実施設計の図面リストとそのスケジュールを見る。80枚あまりの意匠図になりそうなのだが、2人で描くには期間が短すぎる。もう一人どうにかしないと。午後矩計図をチェック。そうこうしているうちに夕方になって大学へ。今日もちゃりんこで行ってみる。昨日と違い道が分かると早い。事務所からきっちり10分である。いいロケーションだなあとつくづく思う。2年後に金町に引っ越すのが残念である。
宇野先生、山名先生と製図第三(4年生の前期課題)前のプレミーティング。24人が受講して先生は助教も含めて7人。毎回全員出てくるわけでもないのだが豪華な布陣である。8時ころ終えて坂牛研のゼミオリエンテーション。輪読本のタイトルとそのスケジュール、1時間設計のやり方、富岡駅のコンペ、八潮ワークショップ、などの話をする。学生のレベルもモーチベーションも分からないので手探りである。6年前に信大に来た時のことを思い出す。とりあえず前期ゼミ本は以下のような簡単な基礎的な本を選んでみた。
木田元/反哲学入門/新潮社
東浩紀/動物化するポストモダン/講談社現代新書
佐々木健一/美学への招待/中公新書
松井みどり/アート:“芸術”が終わった後の“アート”/朝日出版社
井上充夫/建築美論の歩み/鹿島出版会
ヴォリンゲル/抽象と感情移入/岩波書店
P.ジョンソン/インターナショナル・スタイル/鹿島出版会
R.ヴェンチューリ/ラスベガス/鹿島出版会
篠原一男/ 住宅論/鹿島出版会
ケネス・フランプトン/テクトニック・カルチャー/TOTO出版