うれしい感謝状
7時半のあずさで塩山へ。クローバー学園の竣工式。そう言えば信大に赴任した年の4月にリーテムの竣工式があり、理科大に赴任した4月にこの竣工式だから6年ぶりである。市長や県の役人、近隣の方など招いてプレイルームで行われた。生まれて初めて感謝状なるものを頂戴した。普通はこんな紙きれは形式的なものなのだろうが、今回はクライアントの正直な気持ちが書かれているようでとてもうれしかった。
昼のあずさで東京へ戻る。往復の車中、大朏博善『放射線の話』ワック2002を読む。昔物理で習ったようなことの復習みたいな本である。核分裂、核融合、レントゲン、キュリー夫人、放射線が体内で起こす電離作用、それは遺伝するのか、チェルノブイリとスリーマイルの決定的な違い、放射線漏れと放射能漏れの決定的な差、などなどよく分かった。知っているつもりのことを沢山忘れているものである。午後事務所に戻り打ち合わせ、そして大学へ。会議、会議、そして歓送迎会。