プレゼンばっちり
●緩やかに傾斜のついた公園の上端に位置する多目的施設 コンセプトは「町の顔」 デザインボキャブラリーは1,マウンテンエレベーション、2,パークシークエンス、3,ビッグピロティ
ひどくべたなコピーだが、このくらいにしないと素人には伝わらない
久しぶりに乗る長野新幹線。このプロジェクトは一生忘れられない。前回の打ち合わせ中に地震が来てテレビにかじりついていたのだから。2時前についてぶらぶら歩いて商工会議所へ。最後の打ち合わせにして最初の会頭へのプレゼンである。40分ほど資料をもとに説明をした。さてどんな反応か?「素晴らしい。これを新しくできた景観条例のモデル建築にして商店街もこれを見習ってデザインさせよう。できるのが楽しみだ」と大絶賛。建築のプレゼンをしてこれほど喜ばれたのは初めてである。分かりやすい資料と分かりやすいコピーが効いた。
夕方のアサマで東京へ戻る。車中、井上章一『夢と魅惑の全体主義』文春新書2006を読む。ムッソリーニもヒトラーも建築もさることながら凄い道を作ったことがよく分かる。道による権力の景観を作ったのである。
長野通勤が無くなったせいか本屋(丸善)に行く機会が減ってしまった。久しぶりに丸善に行ったせいか読みたいものが山とある。カートに一杯お買い上げ。信大では最初の内は公費で本を買っていたがある時期から研究費が少ないので全部自費で買うようになっていた。理科大ではもはやその必要はなさそうなのだが、まだ買い方が分からないので今日は自費。宅配を頼んで事務所に戻る。