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2010年の気になること

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宮本忠長設計/長野市民会館
このプレコンスクリーンは湊建材が作ったもの。もう作れるものではないと宮本さんがおっしゃっていた。

午前中は経理的雑用。午後事務所で打ち合わせ。明日の現場定例までに決めなければいけない駐輪場の構造がなかなか決まらない。スタッフ同士の打ち合わせではどうも埒が明かないので金箱さんに直接電話して内容を確認。ディテールを決める。
10+1から来ているアンケートの締め切りが今日であることに気づく。あわてて原稿を書く。「2010年の気になる出来事について」という内容。本でも展覧会でもイベントでも建築でもなんでもいいようだ。本を語れば山のようにあるのでこれはやめる。すでに去年末に五十嵐さんや南さん若い人では平瀬君や光岡君が答えていたものであり、メジャーなテーマは大方語り尽くされている感がある。そう思いながら自分のブログやらコラムを見返しながら記憶をたどる。手前みそだがアルゼンチンワークショップのことは自分の中では結構大きな出来事であったと再認識。ブエノスアイレスも長野も既存建築に対する視線は変わらない。そんなことを書きながら宮本忠長さんの市民会館の解体が不快な出来事として頭をもたげた。ワールドカップのパブリックビューをこの建物で学生とともに見た。どうしてこれを改造して使わないのだろうか?新築よりお金がかかってもいいと思う。モダニズム建築の更新が心を揺さぶった一年だったかもしれない。

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