コルビュジエ・谷口・安藤・篠原・坂本
こんなこともあるもんだ。金沢から東京へ来るアルゼンチン建築家ロベルト・ブスネリと東京駅で会う予定で1時20分に来てみたら、なんと上野東京間で車両故障。新幹線が東京駅に入って来られないでいるらしい。聞くとお目当てのmaxときは大宮あたりで動かないでいるようだ。世界の新幹線が外国の友達が来た時に限って事故るとは???どうしようかと思っていたらロベルトから電話。新幹線が故障なのでノーマルトレインに乗り換えたと言う。ホー気が効く。ほどなく我々は上野で会うことができた。1年ぶりの再会である。せっかく上野にいるのでコルビュジエや谷口や安藤を見ることにする。その後いったんホテルに荷物を置いてからGolden Lion Prizeの篠原を見に東工大に行きその隣の坂本のTech Frontを見る。二つの対照的な作り方に興味を持ったようだ。加えて昨日見てきた金沢21世紀美術館同様のpeople meet in architectureの発想をTech Frontにも見出していた。外人建築家の定番コース表参道も行くか?と聞いたらもう暗いのでいいと言う。今年ブエノスアイレス大学の6年生の授業で表参道の全ての建築を模型で作ったと言う。なんということでしょう。そんなに熟知しているならもはや僕の説明は要るまい。実は僕のYAMAという住宅も学生が模型で作った。地球の裏側で自分の設計に興味を持つ学生がいるというのは嬉しい限り。先日その学生が幾つかのコンセプチャルな質問事項とともに模型写真を送ってきた時はびっくりした。