« 葬式は遺族のためにある | メイン | 心温まる場所 »

悪徳医療とボランティア医療

NHK取材班編『逸脱する病院ビジネス』㈱宝島2010を読んで驚き。生活保護を受けている浮浪者を積極的に受け入れて必要もない手術をすることで生活保護から自動的に支払われる医療費を受け取る悪徳医師がいるという話。もはや保健医療では成立しない小児ホスピスをボランティア的に作り上げようとする人たちがいる一方、保健医療を悪用する輩もいるわけである。
福祉的施設(医療もそうだと思うのだけれど)、言い換えれば国の再配分によって補助される施設は必ずやこういう悪が巣食うのである。老人施設も、児童の施設も必ずこうした輩がいるものだ。

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://ofda.jp/lab/mt/mt-tb.cgi/4828

コメントを投稿