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葬式は遺族のためにある

柏木 哲夫『生と死を支える―ホスピス・ケアの実践』1987朝日選書をバルコニーでコーヒー飲みながら読んで自分の葬式の事を考えた。葬式は死ぬ人間の問題ではなく遺族の問題。だから「僕は粉にして海に捲いてほしいけれど、きちんと葬式して墓に埋めたければどうぞそうしてください。お任せします」と言ったらかみさんもそりゃ正しい。自分のも僕に任せると言ってきた。続いて松本 啓俊 、 竹宮 健司『 ホスピス・緩和ケアのための環境デザイン』鹿島出版会2010を読む。わー学会の論文みたい。こういう本苦手だなあ。これで4000円近いってちょっと辛い。データーの羅列。でも小児ホスピスも含めて一般常識がついただろうか?夕方ジムに行ってシャドーボクシングをやってひと汗流し六本木へ。センシングネーチャー展を見るhttp://ofda.jp/column/。吉岡徳仁、篠田太郎、栗林隆。スカッとする作品だけれどこういうのってできそうだなあって思った。ヒルズの蜘蛛で娘とおちあい飯食ってロビーでかみさんと待ち会わせレートショーを見る。

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コメント

私の両親は言っております「おまえ、俺たちの墓買ったらどうだ?」、私「自分のものは自分で買って。」、父「だって、墓が無くて困るのは俺たちじゃ無くて、お前だよん。」
まあ、そうだけれど、釈然としません。

うーん親の問題ね!重要ね!この世代は遺族の問題より本人の意思尊重だな。

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