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色が及ぼす影響についての心理学者の御意見

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ドアがゆらゆらと浮遊して、トンボへ変身していくさま

事務所でいろいろ打合せ、先日塩山のカラースキームを環境心理のY先生にお見せして御意見を聞いた。先日お話した時は児童養護施設という心の病を患っている子供たちに過度の刺激を与えないように原色や捕食の組み合わせは控えた方がよいというようなお話だったのだが、今日は一歩突っ込んだ面白い指摘をメールでいただいた。それは、短期的には単に過度の刺激を控えればよいのだが、長期的にはフラッシュバック(過去の嫌の思いを突如思い出すような現象)を抑制するように考えないといけないという内容である。具体的には例えば、「『橙色系(の色や形状)』から自傷の跡や過去に虐待を受けた器具の形状など、『紫色系(の色や形状)』から事故にあった人間を連想しないか、特に図と地が反転した際に浮かび上がる形は(特に大人には)予想がつかないので慎重に配置することが求められる」というようなことだった。そしてそれを回避するにはより具象的な図案の方がよいということだった。抽象的な図案は様々な連想を呼び起こす可能性があるからだろう。なるほどさすがプロの指摘。Y先生ありがとう。

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