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燕三条へ

午前中早稲田の演習。アート的vs原初的という話。20世紀初頭モダニズムはジャンルの純粋性を重んじたのだが、その後どんどん融合して最近は殆ど同じジャンルとさえ言えるようになった。元に戻ったともいえるのだが、、、でも再びジャンルが独立するのではないかというのが勝手な予想である。
今日は後がつまっているので早めに終わろうと思ったのだが、先週欠席した学生がプレゼンさせてほしいとねだるのでやらせていたら終わったのが12時半。おかげで行きたかったあゆみbooksにも行けず一目散と東京駅へ。「とき」に飛び乗り新潟燕三条をめざす。車中S.フリートレンダ―(Friedlaender, S)長倉誠一訳『子どものためのカント』未知谷2008を読む。カントの思想を子供が読んでも分かるように書き変えたもの。そうは言っても、もちろん日本の子供が読んでもとても理解できないだろう。いやいや大学生が読んでも分かるまい。それをドイツでは小学校の教科書にしようなんて考えているのだからビックリである。燕三条から乗り換えて吉田へ。今日はここで一泊。

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