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ベイジン

午前中修士のゼミ。午後は3年生の製図。夕方突然の大雨。学食で夕食をとってから帰宅。車中、真山仁の『ベイジン(上)』幻冬社2010を読む。ベイジンとはもちろん北京のこと。北京オリンピックに絡む共産党と行政の裏側を描く。建設業界と政府の癒着はさもありなん。現場の手抜き、労働者のいい加減さ、話の全てが実感を持って伝わる。それでも表面は取り繕うその姿は何時になったら改められるのだろうか?小説なのだがノンフィクションを読んでいるようだ。事務所に戻ると新しく来たオープンデスクのS君が模型作製中。A君の2段ベッドの模型もできた。今までひたすら図面描いていたので現場始まる前になんとか挽回である。

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