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日本のモダニズムのオリジンは?

事務所で昨日の甲府遠征のアフターミーティング。2時くらいから始めるのだがいつも7時近くまでかかる。南洋堂からお電話。拙著Architecture as Frameを来週から販売するとのこと。嬉しいお知らせ。
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アマゾンはどういうわけか在庫があるのに発送できずにいる。御待ちの方は是非南洋堂でお買い上げください。
夜Kさんと食事。1年くらい前に「何でもいいから書いてよ」と言われて「いいよ」と生返事していたのだが、1年の間に書きたいことが煮詰まったので企画書にして持っていた。おそるおそる「これ」と差し出したら、しばらく読んでいて「いいんじゃないですか」と言われほっとした。ただ条件を付けられた。「建築家として書いてください」である。これはちょっと難しい。「それってどういうこと?」と聞くと「直感的に言いたいことを言ってください」ということである。少し考えてみないと分からない。篠原一男のように書けということなのだろうが、、、、、、、やれやれ。
Kさんは昨日、あるところでシンポジウムをしている。その話を聞いた。「何話したの?」と聞くと「日本の現代建築のオリジンは西洋のモダニズムであるというのは定説だし、その通りだが、本当にそうだろうか?それだけだろうか?日本独自の文化、特にその抽象概念を無意識的に引きずっているのでは?ということを話した」と言っていた。これはとても面白かった。Kさんは外国雑誌の日本版の編集などもされているのだが、ヨーロッパでは建築の評価はとても歴史的であり、歴史抜きに建築は語れないという。そんな中で日本の建築が評価される時にそれは歴史の無いただ面白おかしい建築ということではないだろうと感じてきたというのである。
妹島和世がビエンナーレの総合ディレクターに選ばれた理由は何なのか?歴史のない日本の建築が世界的に評価されるその理由は単なる現代性だけでは説明がつかない。妹島和世を伊東、篠原の流れだけで解釈しようなどということは表層をなでるだけで意味がないと彼は言う。そうかもしれない。

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