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住宅の歴史社会学

甲府遠征の打合せ。部屋数が多いので展開図がやたら多い。1/50で描くとA2で25枚。担当のUさんも悲鳴。明日全部の展開を持って行き収納計画にけりをつけたいのだが。
打合せを終えメールをチェックすると人文学部の祐成保志先生よりメールが届いていた。講演会快諾のメールである。この講演会は学長裁量経費に応募して通った企画の一つ。毎年幸い頂けている。去年はリーテム社長の中島さんが環境問題と建築を。京都造形芸大の成実弘至さんがファッションと建築を。信大人文の准教授でダンサーでもある(というかダンサーの方が有名だが)北村明子さんが身体と建築を。山梨県立大の加賀美さんが子供と建築の話をしてくれた。今年は信大農学部の北原先生に森。信大人文学部の祐成先生に住宅の社会学、ブエノスアイレス大学のロベルトにコンテクスト、早大三嶋先生にアフォーダンスの話をして頂く予定である。
祐成先生は東大時代に山本理顕さんの保田窪団地の社会学的調査をやられたと聞く。私が知ることになったのは成実先生に「信大には面白い先生がいますね」と言われ祐成先生の名を告げられ、それをきっかけに主著『〈住宅〉の歴史社会学―日常生活をめぐる啓蒙・動員・産業化』新曜社2008を読んでからである。生粋の社会学者でマジで建築を対象にしている人はそうはいなのではかなろうか?北村さんにしても、祐成さんにしても、信大には結構素敵な先生がいるものである。やはり総合大学はいいものだ。

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