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GW出張

いつもより30分早いあずさに乗るべくあわてて家を出る。新宿の改札であずさ回数券を入れるのだが通らない。ゴールデンウィーク中は回数券が使えないことを思い出し慌てる。券売機で特急券を買って乗りこんだのだがその電車はスーパーあずさ。検札の車掌さんが「これは塩山止まりませんよ」というので「八王子で乗り換えるつもり」と言うと、別途慮金がかかりますと言う「なんで?」と聞くと「今回は結構ですから次回は気を付けてください」と言って去って行った。僕は「なんで」と聞いたのであって料金を払わないとだだをこねたわけではないのだが。いまだに理由は分からない。八王子で乗り換えた「はまかいじ」と言う鎌倉から来た特急に乗る。これがひどく旧式な電車。トイレは駅弁トイレで窓も開く。なんだか田舎の電車と言う感じでのどかである。車窓の風景は春うらら。と思いきや八王子を超えて山を抜けたら大雨である。なんだこれは?塩山も土砂降りである。先週渡した25枚の展開図への細かな指示を延々と聞いた。終ってこちらから5枚の建具表を説明。だんだん打合せも細かな話へ入り込む。午後は甲府へ。こちらは殆どのことを決めて後は図面。ひさしぶりに日のあるうちに甲府を出る。帰りの車中はジャック・アタリ斉藤広信訳『1492西欧文明の世界支配』ちくま学芸文庫2009を読む。先日小巻さんに勧められた本である。しかしこのジャック・アタリの博学には恐れ入る。こんな人が世の中にいると思うと本を書こうなんて100年早いと言う気になってしまう。

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