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ボサノバ

朝から事務所で仕事。午後テーテンス事務所が来所。塩山の設備設計の基本内容を確認する。スタッフのUさんがまとめた設備の色分け図をもとに打ち合わせ、だいたい整理がついた。夕飯の頃に帰宅。食後、ボサノバの歌手ナラ・レオンの自伝の続きを読みながら、ボサノバギタリストのメネスカルやジョアン・ジルベルト、その奥さんのアストラッド・ジルベルトの曲などをyoutubeで聞く。コンピューターから直接アンプに接続すると、結構いい音がするものだ。ボサノバの魅力って音がフラットで抑揚がないところだろう。シャンソンや演歌の真逆である。こちらは心の奥底からの魂の叫び、手はぎゅーっとグー手に握っている感じ。一方ボサノバは心の表面をかすめとるような乾いた音。無表情で手のひらはもちろん開いたままである。この乾いた感じが大人っぽくていい。

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