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三蹟

少々寝坊。駅のカフェで朝食。飲んだ次の日はどういうわけかいつも凄い食欲である。アサマの中で週刊誌を読みながら、昨日の会話を思い出す。まさかあの大澤真幸が事件をおこして辞職するとは思ってもみなかった。しかし、真相はどうなのだろうか?辞職したのだから自ら認めているということなのだろうか?
四谷について昼をとり帰宅。日本美術を読む。話は平安中期。三蹟と呼ばれる3名の書家が登場する。小野道風、藤原佐理、藤原行成。何時見ても佐理の書は自由奔放で素晴らしい。万葉仮名からひらがなが出来たのが9~10世紀。松岡正剛が日本の最大にして最初で最後の発明がひらがなだと言っていたが同感である。そしてそのひらがなを最初にアートにしたのがこのころの書家である。つまりこれらは日本で最初で最後のオリジナルアートなのである。

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