今夜も寒い
1月4日仕事始め。日建時代も仕事始めは義務で出ていた。義務とはいうものの社長はそれなりに精一杯の意味ありげな話をしたものだ。それに比べてと言ったら申し訳ないが、大学の仕事始めはあっさりしている。せっかく集まったのだから長たるものの心の入った言葉を聞きたいものだが業務連絡で終りである。気が楽と言えばそうとも言えるがちょっと物足りない気もする。終って新年最初の学科会議。飯食って午後も会議。それから4年生の卒論ゼミ。もう余り言うことはない。後は自分でよく考えてもらうしかない。てにをはを直すのは僕の役目ではないだろうし、大きな方向転換ももはやあり得ないし、後出来ることはマラソンの横で並走するコーチのようなもので、ゴールまでへこたれるなと怒鳴るだけである。夕刻研究生とコンペの打ち合わせ。いい線まで来ている。後は表現の段階だろうが、言いたいことを明確にするプランニングというものは何かを考える、、、、明日朝早く松本で結構重要な会議があり今晩中に移動しようと思っていたのだが、その矢先に中国の事務所に行っていた卒業生から電話。「飲みませんか?」。前から会おう会おうと言って会えずにいたので松本への移動は諦め、研究生と指定の場所へ行く。彼の友人で今年のSDの奨励賞をとったS君もいて建築談議に花が咲く。短い時間だったが面白かった。明日が早いので先に失礼。今夜ももちろん長野は死ぬほど寒い。