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建築見たり、発表聞いたり

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管野美術館

午前中、仙台建築巡り。ツキハシさんに教えられた阿部さんの管野美術館、宮城スタジアム、原さんの県立図書館を見る。管野美術館はとんでもない細い道をぐるぐる回りやっとたどり着く。エンボス鉄板をくみ上げ床、壁、天井全てが鉄である。小さいながら空間の流動性が体で感じられる。スタジアムは昔我々も参加して佳作で負けたもの。負けおしみではなく我々の提案も負けてはいないと感じた。図書館はちょっと大味だが原さんらしい。午後は学生の発表をあっちこっちに移動しながら聞きつつ、質問感想を述べる。デザインで少し批判をした方の指導教員が小林克弘先生だった。終わると丁寧にあいさつに来られ恐縮。もちろん感想も批判も興味深く、レベルが高いからするのであり、そのことを先生にもお伝えする。一度ホテルに戻りシャワーを浴びてから坂本先生の弟子たちの会へ。奥、塚、貝、寺、などなど、構成論、スケール論、制度論と話は尽きない。しかし現実の実体観察だけでは結局論文の面白みは無い。そこからいかに創作論への可能性を生み出せるかがポイントである。来年の大会はいかにオモシロイ論文を書けるかそれぞれ頑張ろうとの決意で〆。

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