レクチャーシリーズ第一回
朝スケッチ。昨日同様早朝ベッドで思いついたことを描くが毎日うまくいくとは限らない。今日は進まない。10時頃修士入学希望者と面接。終わってサンドイッチを食べながら描きかけのスケッチにけりをつけてスキャン。隣の研究室にはA3スキャナーがある。データーを事務所に送り模型の指示。午後製図第五のエスキス。もうここまでくればエスキスっていう段階でもあるまいと思う反面、実際見ると、「おいおい終わるのか?」とも感じる。数十年前雑誌に載った自分の卒業設計のコメント見ると制作期間2か月と書いてある。こちらは約3か月半。こんなかけてやるものでもないのかもしれない。4時にリーテム中島社長が来校。異分野レクチャーシリーズの第一回。タイトルは「E to サスティナブル」Eはecology energy そして eros である。つまり生の根源ということ。いきなりクリムト、シーレの絵画論から始まる。工学部の学生にとっては馴染みのないことかもしれない。院生はまだしも学部生にとっては興味がなければ理解不能かもしれない。しかしこの異分野レクチャーシリーズはそもそも工学部学生の狭い視野を広げる目的であり、こうしたレクチャーは本当にありがたい。次回は来月、成実弘至さんである。中島氏と駅で蕎麦を食べアサマに乗車。彼は乗るなりパワポの印刷資料を出して読み始める。宿題と言っていたが、社長業は大変そうである。次なる中国の仕事の始まりは秋だとか、知らぬ間にワーキンググループに入っているようで、協力を約して東京駅で別れる。事務所に戻る。できかけの模型を眺める。雑用を片付け帰宅。