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仕事納め

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午前中はナカジとゼネコンの技術担当とクライアントと建物をくまなく見る。工場部分に屋根がつき、トップライトと横連窓から入る光で場内はかなり明るい。工場の床は基礎梁無の土間コン。下地の砕石の代わりにレンガ屑で締め固める。塗装色について少々悩む。柱梁の骨を少し出すか?鉄骨梁の色に合わせ少し落としたグレーとして壁面は少し薄めにする。事務棟のインテリアはコストダウンで木の使用予定をとりやめ、モルタルペンキ。ほとんどの部屋がこのモルタルペンキ。グレーを基調とするも部分的に深紅として外壁の赤い龍と色合わせするか?現場を回ると体の芯から冷える。気温は長野並みか?屋根に上ると雨水が凍っていた。午後は再度現場を一人で回りながら、意匠的な落としが無いか見て回るが、日本の仕事とは勝手が違うし、4000㎡だから現段階では分からないことも多々ある。まあ仕方ない。夜はクライアントと鉄板焼きを食べに行く。食べ放題飲み放題で138元。約2000円くらい。ホテルは中国で最近流行っている錦江之星ホテル、チェーン店。一泊コーポレート価格で2500円くらいのビジネスホテル。ベッドはダブルで部屋も日本のビジネスサイズの1.5倍はある。しかし浴槽はなくシャワーだけ。エアコンは普通の家庭用エアコンが直付け。寒いので一晩つけっ放しである。テレビは100局以上入るが英語とフランス語の局が一つずつあるだけであとは中国語である。明日は7時のタクシーでプードン空港へ向かう。僕の仕事納めである。ナカジとクライアントの担当Aさんは29日まで残って仕事。御苦労様。

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