住みにくい世界
午前中学科会議。修士実務年数の話その他もろもろろ3時間くらいかかる。なかなか重い話である。午後学部生の卒業論文ゼミ。今日は梗概も書かせたが読まないことにした。どうせただ書いただけだろうと感じたから。失礼な邪推かもしれないが、毎年最初の梗概は読めたものではない。きちんと考えたのか?推敲したのか?20回読んでからもう一回持ってこいということで今日は返した。ゼミが夕方終わり学科長が部屋にやってきてまたまた重い話をされた。何の権利があってそんなことを言うの???と言いたくなったが、まあもしこれが民間企業なら普通だなあと思い承諾。でも一体僕はどちらの感覚を持って大学で生きていけばよいのだろうか?行政法人国立大学というのは民間なのか公共なのか?よくわからなくなる。
帰りの電車で読みかけの『アメリカは、キリスト教原理主義・新保守主義にいかに乗っ取られたのか?』を読み続ける。それにしても題名の長い本である。最近の流行りだそうだが。この本を読んでいるとレーガン以来のアメリカの着実な右傾化が伝わるのだが(民主党政権の時でもそうだという)オバマになると少し変わるのだろうか?なんだか確かに世界はアメリカの右傾化のおかげで住みにくくなったような気がする。また熱が出てきた。気分が悪い。